2015年3月6日金曜日

2015年3月5日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年3月5日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドル高傾向変わらず!

BOE金融政策委員会+ECB理事会=金融政策の据え置きを決定。

BOEは次回の議事録発表まで詳細は持越しへ。

ドラギECB総裁の記者会見では、特にサプライズはなく、ユーロ圏の景気拡大を示唆。

ECBのスタッフ予測は、ユーロ圏の成長見通しを引き上げ、インフレ見通しは2015年を引き下げ、2016年を引き上げた。

※※※※※※※

EURUSDは、ドラギECB総裁の記者会見で、直後はEUR買いへ、そして、EUR売りへと変化。上下は、1.1000台~1.1110台で変動。

USDJPYは、一時120.40円台まで続伸、一時120円の大台を割り込むも引き続き大台を維持。

GBPUSDは、EUR相場の影響を受けながら、ドラギECB総裁の記者会見で、上下変動し、1.5210台~1.5270近くのレンジへ。

AUDUSD+NZDSUDは、続落傾向は止まらず。AUDUSDは0.7770台へ、NZDUSDは0.75の大台を割り込み0.7470台へ続落。

USDCADは、原油価格は低下し、一時1.2480台へ上昇、ドル買いの流れが続く。

※※※※※※※

BOE金融政策委員会は、政策金利0.50%と、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り。

ECB理事会は、政策金利のりファイナンス金利0.05%に、限界貸出金利(上限金利)0.30%、中銀預金金利(下限金利)-0.20%に据え置く。

ドラギECB総裁による理事会後の記者会見
○3月9日からソブリン際購入を開始、月額600億ユーロの国債の買い入れ、2016年9月まで実施、インフレ軌道に変化があるまで、必要なら買い入れを延期し継続。
○最新の経済は良好で、経済指標は年初の活動が一段と改善したこを示し、インフレは目標に向かう。
○一部セクターの調整、構造改革の遅れによる悪影響を受ける可能性。
○経済見通しには下振れリスクが残るが、リスクは低下。
○ギリシャ向け緊急流動性(ELA)を5億ユーロ引き上げ、条件が満たせばギリシャ国債の担保とする特例を再開へ。

ECBスタッフ予測
成長見通しを12月時点より引き上げ、2015年1.0%→1.5%、2016年1.5%→1.9%、2017年2.1%
インフレ見通しは12月時点より強弱混在、2015年0.7%→0.0%、2016年1.3%→1.5%、217年1.8%

0 件のコメント:

コメントを投稿