2015年3月5日木曜日
2015年3月5日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き
さすがに日本株は強い! 米国市場の株安の流れや、中国株の下落をはねつけて上昇。そして、原油価格は、51ドル台を維持、徐々に底堅さも感じられる。
今日のメイン・イベントは、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見。そして、明日のことになるが、米雇用統計の大イベントを前にしてどうしても動きは緩慢となることはやむを得ない。そんな中で、FOMOCメンバーからはタカ派の発言がどうして目立つのが気になる。
ECB理事会は、金融政策は変更ないことは、ほぼ間違いないと思われる。そして、注目はドラギECB総裁が、QEの実施に当たりどのような説明をするのか? それと、ECBスタッフ予測であり、この内容で過去にも相場が動くことがあった。
明日の事ではあるが、雇用統計が強ければ、次回のFOMCで何らかのサインを送ってくれるのでは? との期待感も残る。となれば、潜在的にドルをショートでは少なく、当然ドルロングのポジションが作りやすくなっている。
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USDJPYが120円台を復活できるか? 円安けん制する発言の有無も注目。
EURUSDは、1.10の大台、1.1020~30の最後の砦をブレークし、1.10の大台を割り込むまでユーロ売りを続けることはできるか? たとえ下攻めしても、続落することは考えにくく、ショートカバーも考えなければならず、しぶといユーロが続きそうである。
USDCADは、カナダ中銀の政策金利の据え置きと、ロウ豪中銀副総裁の追加利下げを事実上否定するような発言は、今後はしばらくCADクロスで部がありそう! ドル以外の通貨でカナダドルをロングを考えたい。
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中国全人代=今年のGDP目標7.0%前後、CPI目標3.0%前後、国防費10.1%
ロウ豪中銀副総裁=世界的な低金利で、AUDは望ましい水準よりAUD高となっているが、過去数年のどの時期よりも適切な水準にかなり近づいている。適切と判断すればさらなる利下げの余地ある。2月の利下げ決定は、確認が持てる兆しが十分見受けられなかったためで、状況が悪化したからでない。
河野自民党議員=輸出が増えず円安の恩恵少なく、ドル円は100円が妥当→ 誰も興味を示さず、円買いの動き見られず。
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