2015年3月4日水曜日
2015年3月4日(水曜) アジア・欧州市場序盤の動き
動かず、動けず!
日経平均株価は今日ところは値を下げているが、上昇トレンドは変わらず。「為替なんかやってられない! 株の方が儲かる!」と、思ってでもいるのであろうか? 多分その通りなんであろう、引き続き日経平均株価は高値圏で張り付いている。
昨日、ブルムバーグの記事で、日本のバブル崩壊を期していたと評判のロイ・スミス氏、曰く「日本は沈みも浮きもしない船」で、「沈みながら、どこかへ早く到達することはない」。つまり日本はもう復活することはできないことを予想している。
歴史的にみて、日本が米国に次いで世界NO.2の経済成長を遂げたことは、既に歴史的な過去のできごとで、もう復活することはないと、言うことである。
最近の世の中は、これを思わせるようなできごとが、余りにも多い。もっとも、最近の日本経済を支えるべき若き人々は、バブル前の日本の急成長や、かの有名なバブル期も知りえることはなく、20年間を過ぎている。
日本が凋落した(している)との実感を抱くことはあまりにも、難しいことであろうと想像することは容易い。(バブル前、バブル期を知っている人は、本当に実感できることなのですが、その時期をよく知っている為政者の方々に頑張ってもらたい!!!)
さて、為替相場の方はと言えば、
5日のECB理事会+ドラギECB総裁、6日の米雇用統計を前にして、うごけないのか? それとも、スイス中銀がEURCHF1.2維持を放棄して以降続いた激しい相場変動が落ち着いてきたのか?
いずれにせよ、先も同じだが、USDJPYが120円台に上昇すれば、円安をけん制する発言が出てくるのは不思議である。
※2月11日~12日、USDJPY120円台、日銀関係者の話として、一部報道で『日銀追加緩和は逆効果で10月の緩和は消費者マインドに悪影響を与えたとしている。追加緩和はさらに円安を引き起こし、消費マインドに水を差すとしている』といい、円高へと動いた。
※そして、今回の120円台では、本田内閣官房参与が「USDJPYは適正水準の上限に達している」、「日銀が当面の間は追加措置を見送る」とのWSJ紙の報道に、120円台から陥落。
それでも、押し目は限定的でUSDJPYは、円安相場を継承していると判断したくなる。
もし、仮に今回、120円台に上昇した際に、同じことがあれば、
3度目の正直で、真意を問いただしたくもなる!
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