2015年3月3日(火曜) 昨日2日 海外市場の動き
ドル高基調は変わらず。米株+米金利は上昇、原油価格は小幅上昇、金価格は下落。
週末に中国は利下げを実施、中国経済の減速を懸念するも、AUDなお通貨への影響は限定的→ 自国通貨安の動きは止まらず。
6月FOMC利上げ観測は消えず→ グロス氏は、6月のFOMCで利上げの可能性を示唆。
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USDJPY
オプションカット(00:00時)にようやく120円台を達成するも、動きは緩慢で底堅い展開が続く。
EURUSD
1.1160をボトムに下げ止まり、強いユーロ圏PMI+CPIにショートカバーが始まり1.1240へ上昇するも、ギリシャ第3次支援の観測(のちに否定)に1.1170台へ値を下げる。
AUDUSD+NZDUSD
成長率の低下予想や利下げに、中国経済の鈍化を危惧、弱い商品価格に上値は重い。豪中銀の利下げ観測も消えず。
USDCAD
予想外に悪化した経常収支に一時1.2560台へ上昇、原油価格も弱くカナダドル売りが続く。
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ユーロ圏CPIは予想よりマイナス幅が縮小、失業率は予想外に改善、製造業PMIは若干悪化へ。
カナダの経常収支の赤字額は拡大、第3四半期-84→第4四半期-139億カナダドル(予想-125)
米個人所得は前月と変わらず、個人支出は予想よりマイナス幅は縮小するも2か月連続のマイナス、PCEコアデフレーター前年比は1.3%と変わらず、インフレ調整後のPCEは前月より大幅に上昇。
米製造業PMIは強く4か月ぶりの高水準、米ISM製造業景況指数は弱く1年ぶりの低水準、建設支出は弱く予想外のマイナスへ。
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グロス氏は、6月のFOMCで利上げの可能性を示唆。自国通貨引き下げの宣戦布告なし世界通貨戦争は経済成長を鈍化させると批判。
ギリシャは月内の支払い手段を模索中=IMF15億ユーロ、ECBのギリシャ債の利益移管分19億ユーロは、改革実施が条件であてにならず、国際債権団の発行額150億ユーロは上限に達している。現在は、サプライヤーえの支払い延期や公的機関からの借り入れで30億ユーロ調達する可能性。
デギンドス・スペイン経財相は、300~500億規模のギリシャ第3弾救済策を協議→ EU報道官は、ギリシャへの第3次救済策を否定。
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