2015年3月26日木曜日

2015年3月26日(木曜) 昨日25日、海外市場の動き

2015年3月26日(木曜) 昨日25日、海外市場の動き

今日も午後9時30分がドル安のピーク。前日は米CPIで、昨日は米耐久財受注で相場が変化。

欧米株の下落に対して、米金利は上昇=ドル買い戻しへ。しかし、弱い耐久財受注に米GDP下方修正も見られ、潜在的なドル買いはやや懐疑的で、DXYは小幅低下。

ドルは主要国で弱いが、コモディティー通貨はさらに弱く、原油高にもCADは成長拡大を懸念し買われず。

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欧米株は弱く、ダウ平均株価は1.6%近く大幅下落、
米債券利回りは上昇、10年債は1.92近く%、2年債は0.6%台へ、
原油価格は約49ドルへ大幅上昇、

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USDJPY
弱い米耐久財受注に119.20円のボトムをつけ、119.20~95のレンジ。上下ともに厚レンジ相場が続きそう。

EURUSD
弱い米耐久財受注に1.10台トライするもまたして失敗。独IFOは強く1.090~1.100のレンジの上限を試す動きは続き、上昇する可能性が高まる。

GBPUSD
弱い米耐久財受注に1.4980台へ、しかし、またしても1.50の大台達成できず。フォーブスBOE政策委員の強気発言+賃金上昇への変化に、5月7日の選挙のハンディを克服できれば、上昇が期待できる。

AUDUSD+NZDUSD
弱い米耐久財受注にピークをつけるが、その後の下げ幅は大きく弱さが目立つ。

USDCAD
弱い米耐久財受注にボトムをつけるが、1.2480以下は底堅く、原油価格の上昇にも買いは鈍く、レーン・カナダ中銀副総裁の弱気発言もあり、逆に1.2530台へ上昇、ただし、狭いレンジ相場で方向性は不明。

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フォーブスBOE政策委員=現状の低インフレは続かず、利上げが必要になる。ポンド高が更に輸入物価を引き下げる可能性。低インフレに反して、賃金は上昇し始めた。

バイトマン独連銀総裁=デフレスパイルに陥るリスクは低いが、ECBのQEで財政緊縮化と改革実行の意欲がそがれるリスクは存在。独住宅価格は最低でも10~20%は過大評価。

ギリシャEFSF資金12億ユーロの資金得られず=欧州金融安定ファシリティー(EFSF)に返還を要求していたが、ユーログループは銀行救済基金の12億ユーロはギリシャには法的権利がないとして要求を却下→ 4月2日に資金ショートへ。

エバンズ・シカゴ連銀総裁=ドル高のインフレへの影響は一時的だが、ディスインフレ圧力が根付けば、インフレ率がFRB目標に向かって回帰することが難しくなる。

エバンズ・シカゴ連銀総裁=利上げを急ぐ理由はなく、2016年上半期まで利上げを控える必要がある。

プラートECB専務理事=ギリシャ問題は、政治家や中銀当局者が事態の緊張をさらにあおるような発言を慎むべき。

プラートECB専務理事=ユーロ圏では景気循環的な回復は見られているが、対処が必要な重要な構造的な問題は残っている。

英調査機関=1年以降の予想英CPIが2014年8月以降で初めて前月を上回る。今後1年間の予想英CPIは1.4%(2月1.0%)、5-10年の予想CPI2.8%(前回2.6%)。

レーン・カナダ中銀副総裁=原油下落の経済への影響を懸念するが、米経済の好調が輸出を押し上げる。

レーン・カナダ中銀副総裁=潜在成長率に戻る前に、2015年は一旦落ち込む。総合インフレは1%を下回るが、コアは2%付近での推移を見込む。

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