2015年3月14日(土曜) 昨日13日、海外市場の動き
ドル高! USDJPYを除き、主要通貨でドルは全面高。
米株は下落、米金利は横ばい、原油価格は大幅下落、金価格は上昇。
弱い米経済指標(生産者物価+ミシガン大学消費者信頼感指数)にも、ドル買いは限定的。
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最近は、EUR売りの材料が続きついに、終値ベースで1.05を割り込むが、市場ではEURショートの利食いパターンも目立っています。
それには、いくつかの理由が考えられます。DXYドルインデックスは表の通り100の大台をついに達成。とりあえずはドル買いのポジションを減らそうと考えても、おかしくはありません。
MonthlyのEURUSDチャートでは、ダウントレンドに変わりはないものの、EURGBPの売りを継続させてきた、投機筋もリーマンショック当時の水準近くまで下落したことで、利食いを活発化させている可能性もあります。→ EURGBPMonthlychart参照
逆に、GBPUSDは、1.4700を割り込むとよりクリアなりますが、過去4年の底値を割り込み売りの流れが続いています。
今までは、私もそうなのですが、米国に次ぎ、利上げが可能な国ということで、買い方向ばかりを考えていました。それに、EURGBPの売りが続くとのぜんていでした。
ただ、最近のイメージは5月の英総選挙を控えた動きに注目しています。これは、先のスコットランドの国民投票時に見られたような、GBP売りが続く可能性を意識しているからです。
最後に、USDJPYですが、円安トレンドに変化はなく、将来に向けた円安の考えは変わりません。ただ、最近の利食いパターンに入った動きや、過去の高値水準となる125円を超えられないことを考えれば、緩やかな円安を意識したほうが、良いのかもしれません。
いずれにしても、今示した動きが正しいのか、否かは、来週のFOMCが証明してくれるでしょう!
これで、EURUSDの売り、EURGBPの売りが続くようでしたら、その流れは加速しそうです。
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EURUSDは、終値ベースでも1.0500を割り込み、一時1.0460台へ下落。
GBPUSDは、1.4700まで続落、弱さが目立つ。市場は5月の総選挙を意識!
AUDUSDは、0.7610まで続落、前日の上昇から一転下落、0.7600~0.7700のレンジへ。
USDJPYは、動けず。ドル全面高の中では唯一健闘。米株安にも下落は限定的。
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