2015年2月9日(月曜)アジア市場の動き
月曜日、東京市場の特徴は3点。
1.AUDUSD
中国の貿易収支の黒字額は過去最高でも、弱い内需に輸入は大幅に減少、AUDUUSDの売りが強まる。
2.USDJPY
日経平均株価が開始直後で150円近く上昇するも、USDJPYは119円台達成できず、かといって118.70円以下には届かず。116(117)~119円のレンジ上限と考えれば、売りなのだが、どうも、センチメントは円売りへと変化しつつある。
3.EURUSD
ギリシャ債務問題の混乱は止まず。ギリシャ財務相は、ギリシャがユーロ圏から離脱すればユーロ圏は崩壊と脅し、英財務相はギリシャ・リスクが日々高まると警告。ユーロの買戻しは弱く、EURUSD1.1300を維持するのがやっと。EURをロングで攻めきることは難しく、EURUSDの下値不安な常に残るり、1.13が割れそうでしょうがない。
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ピクテAM=中東の機関投資家や政府系ファンドは、株価の低迷している欧州株の投資を見送る動きが出ており、日本株やアジア株の投資が広がっている。
バルファキス・ギリシャ財務相=ギリシャがユーロ圏を離脱すれば他の国が追従し、ユーロ圏は崩壊する。欧州投資銀行(EIB)が出資する大規模な投資計画が必要。イタリアの債務状況は持続不可能→ バドアン・イタリア経済・財務相は反論。
オズボーン英財務相は、ギリシャとユーロ圏の債務問題の対立が英経済のリスクで、リスクは日々高まっている。英国は危機管理計画を強化している。
ジョルダン・スイス中銀総裁=中銀は為替相場に介入する用意があり、必要ならマイナス金利を一段と引き下げる余地がある。
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