2015年2月26日木曜日
2月26日 (木) 22:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
今日の同時刻には、FXストラテジーに選択した、カナダの消費者物価指数以外にも、米消費者物価指数、米耐久財受注、米週間新規失業保険申請件すなど、重要は発表が多く控えていることで、相場変動の要因を一つに絞りきるこは難しくなっていますが、その分、為替変動がより大きくなることが予想されます。
今回の取引き通貨となりますCADJPYは、USDJPYとUSDCADのクロスとなりますので、ドルに対しての方向性は同じと仮定すれば、結果としてカナダの要因によりCADJPYが動きやすくなると考えました。
先日のボロッツ中銀総裁の講演で、追加の利下げ期待が裏切られたことから始まる、CAD買いは、原油価格がWTIで50ドル台を維持していることもあり、さらに買い圧力が強まっています。ただ、昨日からは上昇力が鈍っており、上下どちの方向でも動きやすくなっているとも考えられます。
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テクニカルでは、月間チャートでは、先月カナダ中銀のサプライズな利下げの実施に急落しましたが、全体から見れば月間ベースでは約1/3を戻しているにすぎません。
Weeklyチャートでは、95円台を維持し、95円以下は髭で滞空時間はそれほど長くはなく、底堅い展開となっていますが、一方、上値のポイントとなる96.40円を超えられず、この狭いレンジに収束しています。
Dailyチャートでは、94円ボトム~96円トップのレンジ相場が続いており、この上下の水準を意識した取引が続きそうです。
1時間チャートでは、上値となります96円を直前に上げどまり、95.40~95.90円のレンジに入り、短期的にはこの水準を意識した取引を考えたいと思います。
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カナダCPIの予想は、前月比-0.4%と前回-0.7%からマイナス幅の縮小が、前年比では0.7%と前回1.5%から低下が、コア前月比では0.1%と前回-0.3%から上昇が、コア前年比では2.1%と前回2.2%からの低下が、それぞれ違う方向性が予想されています。
過去20回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.50%、平均0.15%、前年比で最大0.30%、平均0.15%、コア前月比で最大0.30%、平均0.10%、コア前年比で最大0.30%、前年比で0.7%と、0.3%を超えてくれば変動幅も大きくなることが予想されます。
過去16回のデータでは、発表直後15分間のCADJPYの値動きは、最大59pips(高値-安値)、平均で36pipsと比較的値幅の大きな指標となっています。
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≪今回の予想と前回の数字≫
カナダ 消費者物価指数
前月比=予想-0.4% 前回-0.7%、
前年比=予想0.7% 前回1.5%、
BOCコア前月比=予想0.1% 前回-0.3%、
BOCコア前年比=2.1% 前回2.2%
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≪過去20回で、予想と実際との数字の差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%
前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%
BOCコア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.10%
BOCコア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%
≪CADJPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave36pips
Open-Hi=Max59pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave27pips
Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave9pips
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