2015年2月27日(金曜)昨日26日、海外市場の動き
ドル全面高!
強い米経済指標+米金利は上昇+独金利は低下+米地区連銀総裁らの利上げ支持発言が相次ぎ=ドル全面高へ。
欧州株は上昇、米株は小幅下落。米金利は上昇、原油価格(WTI)は大幅下落、金価格は上昇。
失業率は低下を続け、賃金の上昇が上昇し、インフレ率もいずれ上昇し、FRBは6月以降、利上げするのは時間の問題との考えが強まる。
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USDJPY
118.70円割れをボトムに119.50円を目指す動き継続、ドル全面高の影響を受け、再び円売り相場へ。
EURUSD
ECBの3月QE開始を直前に控え、独債券利回りは5年債に続き7年債もマイナス圏へ低下。
27日のギリシャ支援で連邦議会採決を前に、1.13を割り込み、1.12を割り込み、1.1180台まで続落。
GBPUSD
1.5500を割り込み、シャフィクBOE副総裁の利上げ期待の発言にも下げ止まらず、1.5400割れまで続落。
AUDUSD
欧州時間には一時0.79台へ買い戻されるも、ドル全面高の流れ+商品相場の下落に、0.7800を割り込む。
USDCAD
1.24割れから、強いカナダCPIにも、ドル全面高の流れ+原油価格の下落に、1.2520台へ上昇。
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ECBの量的緩和(QE)を来週、3月からの開始を直前に控え、25日に独5年債利回が初めてマイナスに低下、26日には7年債利回りもマイナス圏へ低下し、EUR売り圧力を強める。
2月27日には、ギリシャ支援の手続きで、独連邦議会が採決へ。
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シャフィクBOE副総裁=金利の段階的で限定的な引き上げが次の金融政策上の動き。
シャフィクBOE副総裁=内需が堅調に拡大し続け、所得の伸びが促進し、インフレ率が目標水準に戻るのが基調的な動き。
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ブラード・セントルイス連銀総裁=3月のFOMCで「忍耐強く」の文言を削除し、春のインフレ動向を見極め、夏の利上げに備えるべき。「忍耐強く」を外せば夏のどの会合でも動くことが可能となる。
ブラード・セントルイス連銀総裁=市場が活性化している中、FRBが金利をゼロ近辺に維持する期間が長引けば、資産価格が今後数年打撃を受けるリスクが増す。
ウィリアムズSF連銀総裁=年内に完全雇用を達成する見込みで、労働市場力強さを増し、賃金上昇しインフレ率は来年末までに2%に上昇へ。
ウィリアムズSF連銀総裁=完全雇用・インフレ2%達成前に緩和策の一部解除に着手すべきで、指標が予想通りなら今年の夏か秋のいずれかの時点に利上げへ。
フィッシャー・ダラス連銀総裁=FOMCはドル高について時間をかけて協議せず。過去最低水準の金利や主要中銀の資金供給に、株式などの資産価格が行き過ぎの領域にあるり、ある時点で調整局面を迎える。
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ゴールドマン・サックス=記録的な低利回りの時代に、本来安全資産の債権は、危険な投資先へと変化。利回り予想のちょっとした変化にも敏感に反応するため、価格の変動は大変大きくなる。債券は非常に危険な資産クラスだと考えられる。最大のリスクはやはりギリシャ。
米IBM=2015年はドル高による売上高への影響が大きくなる。
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