2015年2月20日金曜日
2月20日 (金) 22:30 カナダ小売売上高 (取引通貨ペア CADJPY)
2月20日 (金) 22:30 カナダ小売売上高 (取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
相変わらず、原油価格とカナダドルの連動性は高い状態が続く。
原油価格(WTI)は50ドルを一時割り込みながらも、50ドル台を回復し安定してきており、結果、USDCADも先月の高値を超えられず、カナダドルはやや持ち直してきている。
USDCADのDailyチャートでは、1.28のトライを失敗した後は、1.2350~1.2700、1.2350~1.2555と、徐々に上値が切り下がってきているが、1.2350の壁を割り込めるか? 中長期では注目している。
1時間チャートでは、1.2460近辺のポイントがあり、1.2450~1.2510のレンジを抜け出した方向に動きが加速しやすくなっている。
さて、CADJPYは、90円の大きな壁は遠く、原油価格の買戻しと同じく、90.85円をボトムに買戻しムードが高まっている。Dailyチャートでは、2月6日以降、94.40~96.50円のレンジでの取引が続き、緩やかに底値を切り上げている。
1時間チャートでも、94.80円をタッチできずに下げ止まり、95.40円を超えられず、つまり、94.80~95.40円のレンジの上下を超えらえるか、また、レンジ相場が続くのか? 今回の小売売上高が一つのきっかけになると、面白い相場になることが期待できる。
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小売売上高の前月比は、予想-0.4%で前回0.4%、除自動車の前月比も予想-0.8%と前回0.7%から、共に大幅低下が予想されている。
過去20回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大1.50%、平均すると0.47%、除自動車で最大1.6%、平均すると0.46%となっており、比較的乖離差が大きな指標となっている。
過去16回のデータでは、CADJPYで発表直後15分間の変動は、前月比で最大55pips(高値-安値)、平均で32pipsと、ある程度の変動が期待できる。また、同時刻には他の経済指標の発表もなく、投機筋がこの取引きに集中し、動きが大きくなる可能性が期待できる。
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≪今回の予想と前回の数字≫
小売売上高
前月比予想-0.4% 前回0.4%、
除く自動車
除く自動車前月比=予想-0.8% 前回0.7%
≪過去20回の予想と実際との差≫
前月比
Max=1.50%
Min=0.00%
Ave=0.47%
除自動車前月比
Max=1.60%
Min=0.00%
Ave=0.46%
≪CADJPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max55pips
Hi-low=Min11pips
Hi-low=Ave32pips
Open-Hi=Max53pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave17pips
Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave15pips
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