2015年2月20日金曜日
2月20日 (金) 18:30 英小売売上高(取引通貨ペア GBPJPY)
2月20日 (金) 18:30 英小売売上高(取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
2月12日の、BOEの四半期インフレレポートでは、インフレ報告の今後の先行き見通しはやや楽観的に感じられ、英経済はフル稼働状態への復帰が近く、インフレ動向は年末前後に強まるという。また、18日のBOE金融政策委員会議事録では、原油価格の急落による影響が薄らぐ2016年に、インフレの急加速を予想しており、ポンドの買い材料の一つとされている。
ギリシャは現行のユーロ圏の融資を6か月延長を正式に申し込みながらも、ドイツ等の反対で未だ結論が出ていな。米国の介入(要請)で、関係各者に合意を促しており、再びユーロ圏財務相会合お行方が注目され、その結果によってはEURGBPが動き、GBPUSDが動き、GBPJPYが動くことはな脱がれない。
一方の、円相場は、直近の日銀による追加緩和に否定的な物議は、黒田日銀総裁の記者会見でその可能性は薄れながらも、直ぐに追加緩和は行わないことがはっきりとした。円安を継続的に続けることができるのか、投機筋が再考する時期に来ていが、2月末から3月にかけては、実需の動きや、GFIPの動向を気にしながら、押し目では円売りの流れは変わってはいない。
GBPJPYを考えると、長期的なチャートとなる、Monthlyチャートは実に興味深い。昨年12月に転換線が現れ下落が開始し、1月と2月は、200ヵ月SMA=176.62円をボトム(髭ではこれを一時的に割り込んでいる)にし、下げ止まり、この線を2月27日の月末に割り込んでくると、更なる売りが待ち構えているように思われる。
Dailyチャートでは、7日間連続して181.00~184.20円のレンジで上下し、8時間チャートでは181.50~184.15円で上下しながらも、183円を中心に上下を繰り返している。いずれにしても、動きが加速しそうで興味深い通貨ペアと言える。
さて、イベントでの15分間の取引きだけを考えれば、動きは大きな指標であること。目先は183.40~183.80のレンジで動きが続きそうである。
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小売売上高の前月比予想は0.2%と前回0.4%から低下が、前年比は5.9%と前回4.3%から増加が予想されている。
除く自動車燃料も、同じく、前月比-0.2%と前回の0.4%から低下が、前年比は5.9%と前回4.3%から上昇が予想されている。
過去20回のデータでは、前月比の予想と実際との差は、最大2.20%、平均で0.64%、前年比では最大3.4%、平均で0.8%と、乖離の大きな指標となっている。
過去16回のデータでは、発表直後、GBPJPY15分間の変動は、最大108pips(高値-安値)、平均すると36pipsと、比較的変動幅の大きな指標となっている。
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≪今回の予想と前回の数字≫
小売売上高
前月比=予想-0.2% 前回0.4%
前年比=予想5.9% 前回4.3%
除く自動車燃料
前月比=予想-0.1% 前回0.2%、
前年=予想5.9% 前回4.2%
≪過去20回の予想と実際との差≫
前月比
Max=2.20%
Min=0.00%
Ave=0.64%
前年比
Max=3.40%
Min=0.00%
Ave=0.89%
≪GBPJPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max108pips
Hi-low=Min16pips
Hi-low=Ave36pips
Open-Hi=Max108pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave23pips
Open-Low=Max40pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave13pips
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