2015年2月20日金曜日

2015年2月20日(金曜)昨日19日、海外市場の動き

2015年2月20日(金曜)昨日19日、海外市場の動き

ドルは買戻しの動きへ、前日(18日)のFOMC議事録によるサプライズは何処へ?
ただし、弱い米経済指標にドル買いも限定的。

ギリシャは煮え切れずEURは弱く、20日の財務相会合へ決着は持ち越しへ。

ドルは上昇、原油価格は下落、金価格は上昇、米金利は上昇。

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USDCAD
一時1.2540台へ上昇から、弱い米経済指標に上げ止まる。原油価格の下落+副総裁発言では追加利下げの可能性消えず。

USDJPY
119円台まで値を戻すも、弱い米経済指標の買い上げも限定的。

EURUSD
相変わらず1.13~1.15のレンジを抜け出せず。20日のユーロ圏財務相会合に結果をゆだねる。

GBPUSD+AUDUSD+NZDUSD
商品価格は下落し、前日のFOMC議事録後の上昇分をすべて吐き出し、同水準からさらに下落へ。弱い米経済指標にも反発は鈍い。

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【話題の中心は、相変わらずギリシャ】
○ギリシャは、ようやく金融支援の6カ月延長を申請へ。
○独財務相は、財政緊縮を約束せず不十分と拒否。
○ユーロ圏財務相は、20日に再び会合を開く。
○ただ、市場は引き続き、2月末の金融支援の期限までの合意を期待。

【弱さが目立つ米経済指標】
○米新規失業保険申請件数は、予想外に改善するも、米CB景気先行指数は弱く、米フィラデルフィア連銀景況指数は、期待を裏切る予想外の大幅な低下。

【ギリシャ関連】→ ドイツは難色し結論でず。 
○メルケル独首相+ツィプラス・ギリシャ首相と解決策を模索し電話会談。
○独経済相は、ギリシャの融資延長の申請内容は不十分。
○独経済省+財務省の各報道官、解決につながる提案ではない。
○フィンランド首相は、ギリシャは構造改革せず、金融支援6カ月延長に反対。
○ギリシャ当局者は、救済合意の延長は申請せず、6カ月間の融資の保全を求めた。

【ECB理事会の議事要旨(1月22日分)】→ 量的緩和をめぐって意見分かれる。
○賛成派は量的緩和の先送りはリスクといい、反対派は現時点で行動を急ぐ必要は無いと主張。
○ブリン債購入が唯一の充分な措置との意見で一致。
○首席エコノミストのプラート専務理事はQEを先送りするリスクを指摘。
○反対派は量的緩和は不測の事態でのみ行うべきと主張。

【米財務省次官】
○中国は2014年7月以降、為替介入を中止へ。

【コートカナダ中銀副総裁】→ 利下げの可能性は消えず
○次回3月4日の政策委員会での利下は、リスクの評価次第。
○インフレは低下が予想され、短期的にマイナスに入る可能性も。
○2016年末には経済はフル稼働を見込む。

【英5月の総選挙】
○世論調査の支持率は、与党・保守党=36%、野党・労働党=32%

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