2015年2月6日金曜日

2015年2月6日(金曜) 昨日5日、海外市場の動き

2015年2月6日(金曜) 昨日5日、海外市場の動き


今日はドル安(除くドル円)、日替わりメニューが続く。

為替市場は、EURUSD+GBPUSDが上昇、USDCADは下落、ドル売りへ。
AUDUSD+NZDUSDは小幅上昇、
USDJPYは小幅上昇し、レンジ相場変わらず。

ダウ平均は安定し1.1%台近く上昇、米10年債は1.8%台で小幅上昇。WTIは上昇し50ドル台復活。


弱気な米経済指標
米貿易赤字は拡大、米企業人員削減計画数は増加。米第4四半期の非農業部門労働生産性は、前期比-1.8%(予想0.9%)と予想外のマイナスへ、労働コストは上昇。新規失業保険申請件数は改善(27.8万件、予想29万件)は、なぜか重要視されず。

EURUSDは上昇
スイス中銀のEURCHF介入がEUR買いを支援、欧州委員会は成長見通しを上方修正、ギリシャ緊縮財政で懸念は残るも、楽観的な材料だけに焦点が当たる。。

USDCADは下落(カナダドル上昇)
原油価格の上昇+カナダ貿易赤字が予想を下回り上昇へ。


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チャレンジャー・グレイ・クリスマス=1月米企業の人員削減計画数は、5万3041人に増加、内、2万1322人は原油下落に起因した削減へ。

米貿易赤字は-466億ドル(予想-380億ドル)と赤字額が拡大、米第4四半期の非農業部門労働生産性は、前期比-1.8%(予想0.9%)と予想外のマイナスへ、労働コストは上昇。

新規失業保険申請件数は改善(27.8万件、予想29万件)。

ルー米財務長官=TPPなどの通商交渉で、為替規定の追加の動きに、悪影響の恐れを懸念。日本の金融政策は不公正ではない。日本とは何度も為替を議題に提起したことがある。

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ECB=ギリシャ中銀への緊急流動性支援(ELA)の上限額を拡大し、約600億ユーロに設定。

EURCHF=スイス中銀の介入観測が続き、EURUSDの底堅さを反映。

ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁=ギリシャ国内の銀行は流動性に問題はなく預金は安全。ギリシャ債権の担保基準の特例廃止は、ギリシャ政府と欧州諸国との間で新たな合意が得られれば特例が復活する可能性がある。

チプラス・ギリシャ首相=EUの緊縮財政政策を永遠に終わらせる。支援プログラムの合意順守を迫る欧州諸国との対決姿勢を示す。→ 欧州首脳らと相次いで会談したが、大きな成果もなく帰国していた。

ヤズ・スロベニア中銀総裁=ECBのQEは2016年9月以前に終了する可能性へ。

ショイブレ独財務相とバルファキス・ギリシャ財務相=すべての事項で合意できず。

ブラートECB専務理事=インフレ率は今年の大半でマイナス圏で推移へ。

EUの欧州委員会のユーロ圏経済見通し(11月時点との比較): GDP=2015年1.1%→1.3%、2016年1.7%→1.9%→ 原油価格の下落、ユーロ安、ECBの量的緩和が要因。CPI=2015年-0.1%、2016年1.3%へ。失業率=2015年11.2%、2016年10.6%

モスコビシ欧州委員=昨年11月と比較して欧州の経済見通しはやや明るい。

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カナダドル上昇=原油価格の上昇+カナダ貿易赤字が予想を下回る。

デンマーク中銀=政策金利を0.25%再利下げを実施し-0.75%へ。

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