2015年2月4日(水曜) 昨日3日、海外市場の動き
米国市場に入り、様変わりの一日。
ドル全面安(除くUSDJPY)、欧米株は大幅上昇、原油価格(WTI)は53ドル台へ上昇。米金利は大幅上昇。
リスク回避の流れから変化し、今日はリスク選好の動きへ。
日経平均株価が222円(-1.27%)下落した流れとは様変わり、EUROSTOXX50は1.31%上昇、米ダウ平均も1.7%近く上昇。
石油関連各社が設備投資の削減を決めるなど、生産減の影響なのか? WTIも50ドルを軽く突破し53ドル台へ上昇。
米10年債利回りは、5時30分現在、1.78%へ0.11%(6.72%)上昇、2年債利回りも0.50%へ0.05%(9.88%)上昇。
ドルインデックス(DXY)は93.595と-9.09(-0.96%)下落。
VIXは17.42-2.01(-10.34%)下落。
EURUSD、1.15台まで続伸
GBPUSD、1.5180台まで続伸
NZDUSD、0.74台まで続伸
AUDUSD、0.7850まで一時続伸
USDCAD、1.2350近くまで一時続落。
USDJPY、116.90~117.70円のレンジ。
最近の弱気な米経済指標が目立つ、今日も製造業受注指数はマイナス幅が予想外に拡大しドル売りへ。
ギリシャは債権者と合意し、ユーロ圏離脱の可能性が弱まる。
FOMCメンバーの中で、利上げ慎重発言が続く。
予想外の利下げに下落した豪ドルも値を戻す(AUDUSDは0.7800台、AUDJPYは91.50台へと元の水準まで値を戻す)
トルコCPIは予想を上回る。
ブラード・セントルイス連銀総裁=次回のFOMCで「忍耐強い」との文言を削除すべきで、行動を起こす必要はない。ドル高は米経済にとって大きな問題ではない。利上げの開始時期よりもペースが重要。
コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁=利上げすれば雇用を抑制し、インフレ率の目標達成を阻害、年内は利上げをすべきではない。
ギリシャ新政権=債権者と合意をめざし、債務の再編計画を提案。
EBS(為替の電子取引プラットフォーム)=1月の取引額が前年同月比48%急増し、一日平均で1300億ドルへ。スイスの急変やECBのQEが要因。1月14日、スイス中銀がEURCHFでスイス上限撤廃した日には、一日で3000億ドルを超えた。
コーンBOE金融行政委員会委員=ギリシャは債権者と合意に達し、ユーロ圏離脱を回避する可能性が高い。
関係者=ギリシャは2月末以降も持ちこたえられるだけの資金を確保しているために同時点で即破綻することはない。ドイツ政府としては、ギリシャの資金がもっと逼迫する時期まで待って有利に交渉を進める考え。
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