2015年2月3日火曜日

2015年2月3日(火曜)アジア市場の動き
相次ぐ利下ラッシュはついに、豪州まで拡大。
豪中銀は2.50%の政策金利を0.25%引き下げ2.25%へ決定。
豪財務相は「豪中銀は利下げの余地がある」と再利下げの可能性を示唆。
AUDUSDは0.77を割り込み、AUDJPYも90円を割り込み、大幅下落へ
一方、日経平均株価は200円超の大幅安安、USDJPYも117円を割り込むもドル売りは限定的。
豪中銀の声明=中国の成長は政策当局者の目標に沿った水準、米国経済は上向き。逆に、ユーロ圏と日本経済は弱く、2015年の成長は穏やかなペースを見込む。
豪中銀の声明=コモディティ価格、特に原油価格は大幅に下落したのは、需要の鈍化と、供給の相当な増加を反映。
豪中銀の声明=エネルギー価格の下落は、生産を押し下げ、CPIインフレ率を一時的に押し下げる。
豪中銀の声明=失業率はこの1年で徐々に上昇。エネルギー価格の下落は個人消費の大きな支援材料となるが、交易条件の悪化で所得の伸びが抑えられる。生産の伸びは恐らく、これまでの想定よりも幾分か長期にわたってトレンドをやや下回る水準であり続け、失業率はやや高めの水準がピークとなるというのが我々の判断。当面は、豪経済に余剰生産能力が内在する可能性がある。
豪中銀の声明=豪ドルは対米ドルで顕著に下落したが、通貨バスケットに対してはそれほどではない。豪ドルの下落が必要になる可能性が高い。
ホッキー豪財務相=豪中銀は利下げの余地がある。豪中銀vは利下げ後、「炭素税の廃止によりコストやインフレは低下、中銀による利下げが可能なことを意味する」

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