2015年2月26日木曜日

2015年2月26日(木曜) 昨日25日、海外市場の動き

2015年2月26日(木曜) 昨日25日、海外市場の動き

欧米株は小幅下落、米長期金利は小幅下落、原油価格(WTI)は上昇し50ドル台を回復、金価格は小幅上昇。ギリシャ支援も4か月延長で決着、イエレンFRB議長+ドラギECB総裁の議会証言も終わり、次の材料待ちへ。

注目のイエレンFRB議長の二日目の議会証言は、「フォワードガイダンスの変更は、利上げの是非検討したいこと示唆」と、予想通り初回と変わらず相場への影響は見られず。

ドラギECB総裁の議会証言では、「インフレ動向がECBの目標に沿って持続的に調整されている判断するまでQEを継続する」と、特に相場に影響を与えるは発言は見られず。

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USDJPY
118.60~119.10のレンジ相場。118.60~70円をボトムに下げ止まり、119円台を回復するも維持できず、

EURUSD
1.1340~90のレンジ相場、ギリシャ問題で最悪を脱し一時上値を試すも続かず、イエレンFRB議長+ドラギECB総裁の議会証言でも動けず。

GBPUSD
1.5470~1.5540のレンジ相場。引き続き底堅い展開へ。

AUDUSD
0.7870~00のレンジ相場。0.79台の上値は重いが、引き続き底堅い展開へ。

USDCAD
1.2400まで続落し、1.2400~60のレンジへ。原油価格は50ドル台を回復、前日のCADドル買いの流れが続く。

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【イエレンFRB議長の下院金融委員会の半期に一度の証言】→ 前日の証言とほぼ変わらず。
フォワードガイダンスの変更は、利上げの是非検討したいこと示唆。
利上げ開始後も経済に多大な支援を継続。

完全雇用や潜在能力の水準で稼動に近づく。
生産性の伸びは非常に鈍く、これが「ニューノーマル」となれば極めて深刻。
雇用市場が力強さを増せば、賃金の上昇圧力につながる。
所得格差は全員が懸念する問題。

インフレ率はドル高と原油安の影響で低下し、その後上昇する見込み、インフレ動向を注視。
輸入物価はドル高を背景に低下傾向にあり、原油安が大きな影響を与えているが、影響は一時的。
労働市場の改善に、向こう2-3年の中期的なインフレ率は2%の目標に向けて上昇へ。

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【ドラギECB総裁の欧州議会での証言】→ 特に相場に影響を与えるは発言は見られず。
インフレ動向がECBの目標に沿って持続的に調整されている判断するまでQEを継続する→ プログラムは2016年9月末まで継続の予定。
インフレ率については過去数四半期にわたり継続的に低下トレンドにある。
金融・債券市場の状況は一段と改善し、家計と企業の借り入れコストは大幅に低下。

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