2015年2月19日木曜日

2015年2月19日(木曜)昨日18日、海外市場の動き

2015年2月19日(木曜)昨日18日、海外市場の動き

FOMC議事録は、早期利上げによる景気への影響を懸念、ドル高による輸出減も懸念、ドル急落。
ただし、GBPを除き最近のレンジの範囲内でインパクトはなぜか限定的。

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1. FOMC議事録はネガティブ+米経済指標も弱く、ドル全面安へ→ イエレンFRB議長の2月24~25日の議会証言が非常に重要。
2. ギリシャは19日にユーロ圏へ融資6カ月延長を申請へ→ 決着の有無はドイツの反対に引き続き不透明。
3. ECBはギリシャの銀行へ683億ユーロの緊急流動性支援(ELA)を承認、ギリシャは700億ユーロを要請。
4. BOE議事録は、原油価格の急落による影響が薄らぐ2016年に、インフレの急加速を予想→ GBP上昇へ
5. 黒田日銀総裁は、円安が追加緩和の障害にならない→ 円売り材料だが動きは緩慢
6. ECBは、19日に1月の理事会の議事要旨を発表 → 初めての措置で、1月のQE決定の経緯を知ることができ重要。
7. ウクライナ停戦合意は順守されず→ バリツェボでの戦闘が激化へ。

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○米株は小幅下落
○米金利は上昇から低下へと変化
○原油価格は下落
○金価格は上昇

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USDJPY 119.25→118.50円台へ
EURUSD 1.1330台→一時1.1410へ
GBPUSD 1.5420→一時1.5470台へ
AUDUSD 0.7770台→一時0.7830台へ


【FOMC議事録】
○早期利上げによる景気への影響を懸念。
○リスクを考えるとゼロ金利を長く維持する方向へ。
○多くはより長期間ゼロ金利の維持を支持。
○海外経済の悪化に米経済成長の見通し下振れリスク。
○ドル高は米国の輸出を抑制。
○ドルが一段と強まるリスクを認識
○中国、中東、ウクライナ、ギリシャがリスク。

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【ギリシャ関連】
○ギリシャは19日にユーロ圏へ融資6カ月延長を申請へ。
○ECBはギリシャの銀行へ683億ユーロの緊急流動性支援(ELA)を承認、ギリシャは700億ユーロを要請。
○関係筋=支援協議で合意なければギリシャは3月末以降の支払いが履行できない。
○ルー米財務長官は、ギリシャ財務相と電話会談し、国債債権団との合意を促す。

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