2015年2月17日(火曜) 昨日16日、海外市場の動き
米国市場がプレジデンツデーで休日。明日18日~24日は中国は春節で旧正月に当たり長いお休みに入る。
そんな、月曜日のスタート。市場の関心は日銀の本音とギリシャ。ギリシャへの期待は失望へ。
ギリシャは財務相会の提案を拒否、市場参加者が注目した会合は物別れに終わった。
結果、ドル高(EUR安+GBP安+AUD安+CAD安)、そして、円高。
ギリシャはタイムリミットの2月20日までに支援延期の申請するのか? これが今後の焦点。
円相場は、明日18日の、日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見が当面の焦点。
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USDJPY
週明けのオセアニア市場から下落し、日本の第4四半期GDPは予想外に弱い結果となったが、為替市場の反応は鈍く動かず、日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見待ちへ。そして、ギリシャ・ユーロ圏財務相会合は物別れに終わり、円を買い戻す動きが緩やかに続いた。
EURUSD
ギリシャで買われ、ギリシャで売られる。欧州市場では、ギリシャ問題への楽観的な見方に1.14台を維持し1.1420台へ上昇するも、ギリシャ・ユーロ圏財務相会合は物別れに終わり、1.1320へ100ポイント近く下落。
GBPUSD
欧州市場の相場をリード。欧州市場はギリシャ問題の解決の可能性を意識しGBPUSDの売り+EURGBPの買いからスタート、1.5440→1.5370まで下落、北米市場では1.5340まで約100ポイント近くの下げとなったが、ギリシャ・ユーロ圏財務相会合は物別れに終わり、EURGBPは再び下落するも、GBPUSDの買戻しは弱い。
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ユーロ圏財務相会合=ギリシャへ現行支援プログラムの完遂と、半年間の延長受け入れをの草案を提示、ギリシャは現行プログラムの終了を求め提案を拒否、半年間の現行プログラムのテクニカルな延長を要請する意向。
ラガルドIMF専務理事=ギリシャが改革を実行しなければ、IMFから資金援助は停止へ。
ダイセルブルーム・ユーロ圏財務相会合議長=2月20日までに支援延期の申請が必要でそれ以降は無理。最善はギリシャがプログラムの延長を求めること。
ドムブロフスキス欧州委員会副委員長=今回の会合は物別れに終わった。ギリシャが支援プログラムの延長を申請する意向があるなら、ユーロ圏財務相は一段の協議を行う用意がある。
英世論調査(2月16日)=5月7日の総選挙結果の見通し不透明で、引き続き接戦が予想される。
資本流出懸念に、HKオフショア市場で人民元は3週間ぶりの大幅安。中国国家外為管理局(SAFE)で国際収支を担当する管涛氏が資本流出懸念を強調。
ウクライナ=政府軍と親ロシア派武装勢力の間で停戦合意の順守に疑問。
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