2015年2月12日木曜日

2015年2月12日 欧州・米国市場序盤の動き




2015年2月12日 欧州・米国市場序盤の動き

為替市場、通貨間で異なる変動が続き、JPY高+GBP高+CAD高。
日銀内部での意見対立が今後の火種になりそうな気配。
JPYクロスも通貨間で動きがことなり、EURJPY+AUDJPYな戻りは鈍く、NZDJPY+AUDJPYはほぼ全戻し、GBPJPYは急伸、CHFJPYは続落。
アジア・欧州株は上昇、米株先物は伸び悩む。

【アジア市場】
◎弱い豪雇用統計に、AUD売りの嵐が吹き荒れ。
◎日銀関係者の追加緩和は逆効果発言に反応した、円買いの台風が吹き荒れ。

【欧州市場】
◎スウェーデン中銀のマイナス金利への利下げと、量的緩和の実施に、EURSEKが上昇、SEK売りの嵐が吹き荒れる。
◎BOEの四半期インフレ報告では、インフレ見通しを引き上げ、GBP買いの嵐が吹き荒れる。
◎ウクライナでは4か国首脳会談で停戦へとようやく合意。
◎ギリシャ既存の救済パッケージとするか、ギリシャ政府が求める修正パッケージとするか定まらず。

【米国市場】
◎米小売売上高と新規失業保険申請件数は弱く、ドル売りの木枯らしが吹き荒れる。

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BOE四半期インフレ報告=インフレ率を2年以内に2%に戻すための政策をとる→ インフレ率が適切なタイミングで目標に戻ることを確実にするため、必要とされるいかなる措置も講じる用意がある。

BOE四半期インフレ報告=インフレ報告の見通しは前向きで、英経済はフル稼働状態への復帰が近い。インフレ動向は年末前後に強まる

BOE四半期インフレ報告=BOEはインフレ率が今後2年程度で目標とする2%に達するとの予想、3カ月前よりも時期を前倒しした。

BOE四半期インフレ報告=年内の利上げの可能性は低いが、インフレ率が予想を超えてマイナス圏に低下したら利下げする用意がある。


BOE四半期インフレ報告=今年第2四半期の消費者物価の伸びが過去最低のゼロになる可能性があり、11月時点の予想の1%からさらに引き下げた。

BOE四半期インフレ報告=利上げ時期で市場は2016年第3四半期までに開始されるとは予想していない。

カーニーBOE総裁は、しばらくは低インフレが続くが、デフレを意味せず、年末から強まることで、インフレ見通しを引き上げた。賃金や労働コストは上がりつつあると。

カーニーBOE総裁がオズボーン財務相への書簡では、英国はデフレの状態にないと説明。


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