2015年2月12日木曜日
2015年2月12日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き
2015年2月12日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き
日経平均株価は、前日海外市場での上昇の流れを受け+1.85%上昇、
USDJPYは一時120.40円近くまで上昇、市場は、新たな円安相場を予感していた。
が、突然の急落。日銀関係者の話として、一部報道で『日銀追加緩和は逆効果で10月の緩和は消費者マインドに悪影響を与えたとしている。追加緩和はさらに円安を引き起こし、消費マインドに水を差すとしている』と言う。
USDJPYは、一時120.30円→118.70円台へ下落急落から、119.70円近くまで値を戻す。
日銀内部でも一枚岩でなないことは重々承知のことではあるが、市場は円ショートがパンパンであったのか、過剰反応とでもいうのか、約1.6円の急落。円クロスを合わせたら、ごく短時間に円ショートの激しい巻き戻しがあったと推測できる。
USDJPYは、119~121円のレンジにはいったと考えたい。
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スウェーデン中銀、利下げ(マイナス金利)と量的緩和を決定
一方、スウェーデン中銀は、0.0%の政策金利を0.1%引き下げ-0.10%に決定。さらに、量的緩和を実施すると表明、中銀は100億クローナ規模の国債買い入れを実施する方針を示した。EURSEKは9.48→9.68まで一時急進。
しかし、EURUSDは全く動かず。ギリシャの不透明要因があるだけに、ユーロをロングにする投機筋も極めて限定的。引き続き、下値リスクが残る。
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注目のウクライナ
ウクライナ・ロシア・仏・独首脳、ウクライナ問題の4か国首脳会議で、ポロシェンコ・ウクライナ大統領は、ロシアが提示した条件の一部は受け入れがたいと言っていたが、ついに、15日からの停戦で合意した。
注目のギリシャ
ユーロ圏財務相会合のギリシャ支援の草案を、ギリシャが受け入れを拒否。既存の支援プログラムが月末で終了しても延長しない意向。ギリシャは合意に楽観的、ドイツは悲観的、分かり切っている話ではあるが、さて、どうなることやら、EU首脳会議が注目される。
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ルー米財務長官=貿易で優位性を得るため不当に通貨安を狙う諸国に対し、米国は非常に強く抵抗する。さてさて、どこの国でしょうか? 常識的には中国なのですが、米国を除く他の国の多くは、自国通貨安政策を続けていることで、気が気ではないのでは? でも、昨日は日本とユーロ圏の金融緩和は容認と言っていました。
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