2015年2月12日木曜日

2015年2月12日(木曜) 昨日11日、海外市場の動き

2015年2月12日(木曜) 昨日11日、海外市場の動き

ドル独り勝ち!

◎ドル全面高
◎米10年債利回りは一時2.02%まで上昇し、1.97%まで低下へ
◎欧米株は弱く、ギリシャ株は大幅下落
◎日経先物は18000円台へ
◎原油価格(WTI)は48.84ドルへ下落

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◎ユーロ圏財務相会合では、ギリシャ救済措置で、いまだ結論がでず
◎ギリシャ財務長はユーロ離脱は絶対ない、ショイブレ独財務相は今回の会合で何も期待せず。
◎ウクライナ停戦合意の向け4か国首脳が協議

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今後のテーマ
EU首脳会議(2月12~13日)
ユーロ圏財務相会合(2月16日)
中国春節(2月18日~24日)
イエレンFRB議長議会証言(2月24日~25日

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USDJPY
安全資産の円買いは何処へ? 日経先物株は1万8千円台へ上昇、米長期金利は上昇傾向が続き、ついに120円台の壁を超え、120.40円台まで上昇。

EURUSD
ギリシャ債務問題の白黒決着つかず。一時1.1280へ下落。ウクライナ停戦合意の期待は広がり、1.1300台中心の値動きへ。

GBPUSD
ユーロリスクのヘッジでEURGBPの売りが続き、1.5300目前まで上昇後、逆に1.5200割れまで下落。

AUDUSD
続落、0.7700を一時割り込み下落、0.7720台を復活できず上値は重い。

NZDUSD
続落。0.7360を一時割り込み下落、戻りも0.7390で上値は重い。

USDCAD
続伸。原油価格は弱く、一時1.2700近くまで上昇後、1.2600台まで下落、上下変動幅は大きく、カナダドル売りが続く。


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ギリシャ関連=ショイブレ独財務相=救済プログラムを維持するかどうかはギリシャ次第で、今回の会合でいかなる結果も期待しない。

ギリシャ関連=バルファキス・ギリシャ財務相は、ユーロ圏財務相会合に支援プログラムの打ち切りを要請し、債務の再編計画を提案へ。

ギリシャ関連=ロシア・ギリシャ外相会談で、ロシア外相はギリシャ政府から支援の要請があれば検討する→ 事前の報道では、ギリシャ政府高官は、ロシアから支援の申し出があったと発言。

ギリシャ関連=ギリシャ・中国首脳会談では、経済協力の強化を話し合う。

ギリシャ関連=グリアOECE事務総長とティプラス・ギリシャ首相の会談では、ギリシャ経済の改革への協力で一致。

ギリシャ関連=ティプラス・ギリシャ首相は、危機は低成長と高い失業率を引き起こし、ギリシャは直接的な影響を受け、危機によって格差が広がり、信頼を深刻に損ねる結果となった。

ギリシャ関連=ティプラス・ギリシャ首相は、改革実行にコミット、改革内容はギリシャ自身が決定。

ギリシャ関連=ユーロ圏財務相会合議長は、11日に結論は出せず。ギリシャが改革路線を維持することが重要。

ギリシャ関連=S&Pは、ギリシャリスクはそれほど大きくないように見える。

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ウクライナ関連=ウクライナ4首脳が平和協議、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス首脳はミンスク停戦合意の再確認で宣言の用意。

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佐藤日銀審議員=金利のボラティリティの高まりがみられる。

佐藤日銀審議員=日銀による大規模な国債買い入れを柱とした量的・質的金融緩和(QQE)の効果は増大しつつあるが、政府の財政政策に対する疑念が金融市場で台頭すれば、効果が鈍る可能性。

佐藤日銀審議員=インフレ率が日銀が目標とする2%に近づき、日銀が国債買い入れを終了させるとの観測が投資家の間で広まるにつれ、長期金利が急上昇するリスクがり、長期金利はかなり急速に上昇する可能性。

佐藤日銀審議員=毎月発行される国債のほとんどを日銀が買い入れていることに対し、一部市場で不満が出ているとの認識を表明。投資家が日本国債を保有するにあたりより多くのリスクプレミアムを求めるようになることが、日本にとり最大の脅威。

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フィッシャー・ダラス連銀総裁=短期的な為替相場の変動がFRBの政策決定に影響与えず。現時点ではドル高と原油安は米経済にとり差し引きプラス。

全米不動産業者協会(NAR)=中古一戸建て住宅の販売価格は、175都市部の86%で前年同期比で上昇。10%以上の上昇は24地域。

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