2015年1月9日(金) 昨日8日、海外市場の動き
ユーロ安の流れは変わらず。GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDは上昇。
欧米株は大幅上昇、原油価格も下げ止まり、米10年債利回りは上昇、株安懸念は弱まり、リスク回避行動は弱まる。
⇒ DJIAは大幅上昇=17097.87(+1.84%)
⇒ EURO STOXX50は大幅上昇=3135.08(+3.58%)
⇒ WTIは下げ止まり上昇=49.00(+0.72%)
⇒ GOLDは小幅下落=1207.300(-0.28%)
⇒ 米10年債利回りは上昇=2.01%(+0.04%+2.20%)
⇒ DXYは上昇=92.312(+0.46%)
⇒ VIXは低下=17.10(-11.44%)
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◎EURUSDは、ギリシャ政局不安+ユーロ離脱懸念+ECBのQE実施の思惑を払拭できず、前日のユーロ圏CPIが弱く、今日の独製造業受注も弱くユーロ売りが続き、ドラギECB総裁はソブリン債を含む可能性を示唆、一時ユーロ売りが強まる。1.1800を割り込み1.1750台と9年ぶりの安値へ下落し、ダウントレンドを継続。1.1750~1.1820のレンジで推移。
◎USDJPYは、株高=円売りが強まり上昇。120円を達成できないものの、118円台は買いとなり、徐々に底値を切り上げ、119.40~119.95のレンジで推移。
◎GBPUSDは、BOEは予想通り金融政策を据え置き、EURGBPの売りに下げ止まり反発。1.5000を試せず、1.5110台まで値を戻し売り圧力は弱まる。1.5070~1.5120のレンジで推移。
◎AUDUSDは、0.8090をボトムに上昇するも、0.8130の上値は重い。0.8090~0.8130のレンジで推移。
◎EURJPYは、141.70台をトップに140.70台に下落、下げ止まり感は見られるが、方向性は確定できず。140.70~141.70円のレンジで推移。
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●BOE金融政策委員会=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定。月内償還の43.5億ポンドを再投資へ。
●スペイン・サンタンで―ル銀行へ最大75億ユーロの資本増強。
●キーストーンXL=カナダの原油基地があるアルバータ州とメキシコ湾を結ぶ「キーストーンXL」パイプラインの計画について、共和党主導のもと米上院で協議が再開、カナダドル買いの材料。
●ドラギECB総裁=議員へECBの債券購入はソブリン債を含む可能性を示唆、一時ユーロ売りが強まる。
●クーレECB理事=原油価格の下落は、ユーロ圏経済にとってプラスだが、インフレ率の低下が継続する可能性。
●新規失業保険申請件数は予想より上昇し雇用は弱まったが、チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスの米企業人員削減数は、1997年以来17年ぶりの低水準。
●ローゼングレン・ボストン連銀総裁=利上げ開始のタイミングや、後の引き上げ局面でも忍耐強くなる可能性がある。利上げで米経済が大幅減速とは予想せず。
●ローゼングレン・ボストン連銀総裁=FRBが2%のインフレ目標を取り組んでおり、米10年債利回りは極めて低い。現在のインフレ率は約1.5%で目標を大幅に下回る。
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