2015年1月9日(金曜)今日の動き
今日のメイン・イベントは、アジア市場では中国CPI、米国では米雇用統計とカナダ雇用統計。
今日は週末の金曜日、日本は3連休を控え、実需筋の動向も気になります。株価の暴落懸念も薄れ、原油価格も下げ止まり、リスク回避の動きが弱まっていますが、まだ自信を持てる段階に至ってはいません。
引き続き、ドル先高センチメント+ユーロ安センチメントは強く、円は脇役に格下げしたようにも思えますが、USDJPYが120円を復活できるのか? 目先はこれがテーマとなっています。
テクニカルで円高を見込んだ投機筋が、今後どのような行動にでるのか? 円相場はそういう意味では興味深いものがあります。
USDJPYは、119.40~119.90円のレンジに入りやすくなっていますが、119.40割れにインパクトより、119.90円超えのインパクト強そうに思えてなりません。
EURUSDは、ダウントレンドに変化はありませんが、ポジションや期待感が先行していることもあり、1.1840台近くまでの戻りは覚悟しながら、戻り売り変わらず。1.1850を超えてくるとストップの買いが強まることも考えられますが、それでも、1.2050を超えるまでは本格的なユーロの買い戻しも考え難く、売り先行へ。
GBPUSDは、下げ止まり感が強まっています。1.5130台までの上昇は可能性がありますが、どうも、EURGBP売り中心で、対ドルでは下げ止まっているとは思えません。とりあえず、短期ポジションは1.5150超えて一時撤退となりますが、1.5000をいずれか試すことを期待しています。
≪今日の主な経済指標≫
◎豪小売売上高
◎中国消費者物価指数
◎スイスCPI
◎カナダ住宅着工件数、住宅建設許可件数
●米雇用統計【失業率は低下、非農業部門の雇用者数は前回32.1万人と、強過ぎた前回の反動でに24.0万人が予想されていますが、米株の反応を見極めながらドル相場の流れを考えたいと思います】
●カナダ雇用統計【失業率は6.6%の横ばい、雇用ネット変化は1.5万人と前回-1.07万と改善が予想されています】
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