2015年1月10日土曜日

2015年1月10日(土曜) 昨日9日、海外市場の動き

2015年1月10日(土曜) 昨日9日、海外市場の動き

週末金曜日の海外市場は、米雇用統計で上下し、ドル売りへと流れが変化。

欧州株は下落。米金利は低下、米株も低下。DXYは低下、VIXは上昇。原油価格は低下、金価格は上昇。

米10年債利回りは低下=1.95%(-0.07-3.53%)
米ダウ平均株価は低下=17,737.37(-170.50-0.95%)
DXYは低下=91.953(-0.41-0.45%)
VIXは上昇=17.55(+0.54+3.17%)
WTIは下落=48.28(-0.51-1.05%)
GOLDは上昇=1,221.90(+13.40+1.11%)
EUROSTOXX50は低下=3042.90(-2.94%)


米雇用統計は予想外に改善=失業率は5.6%に低下し、非農業部門雇用者数も25.2万人と予想を上回るも、時間当たりの賃金は26.62→24.57ドルへと減少し、ドルは一時上下変動し、通貨間で流れはことなるも、全体としてはドル売りへと変化。

USDJPYは118.50を割り込み、EURUSDは1.1830台を回復、AUDUSDは0.82台を回復し、ドル売りへ。
GBPUSDは、弱い英経済指標に伸びや鈍く、1.5150台で停滞。
USDCADは、弱い原油価格と弱いカナダ経済指標に、一時1.1880台まで上昇し、ドル買いへ。

◎中国のCPIは、予想通りでマイナスを脱する、
◎スイスのCPIは予想外にマイナス幅が拡大、EURCHF1.20はサポートされるとしても、逆いSDCHFの買いが強まる可能性が続く、
◎英製造業生産は強いが、鉱工業生産は予想外のマイナスで、前月分もマイナス幅拡大、
◎英建設支出は予想外のマイナス、
◎カナダ雇用統計で、雇用者は減少、カナダ失業率は6.6%と変わらず、雇用ネット変化は-0.43万人と予想を下回る。
◎カナダ住宅建設許可件数は、予想外の大幅なマイナス、
◎カナダ住宅着工件数は、予想を下回る、
◎独経常黒字と貿易黒字は減少、
◎米卸売在庫は、予想を上回る、

●ラッカー・リッチモンド連銀総裁=最近の一時的な原油安やドル高の影響は限定的で、インフレは2%の目標へ上昇。
●ラッカー・リッチモンド連銀総裁=米経済成長ペースが持続的に加速する確率が高る。2015年の米成長は2.5%~3.0%を予想。
●エバンズ・シカゴ連銀総裁=雇用はかなり良好だが、賃金が減少し、インフレは低水準で、インフレ見通しは低下しており、来年まで利上げは延期すべき。
●ロックハート・アトランタ連銀総裁=米雇用統計は利上げを急ぐ理由にはならない。利上げは年央あるいはその後になるだろう。賃金の伸び悩み、雇用市場に残るスラック示唆。
●米下院は「キーストーンXL」計画承認。
●ラウテンシュレーガーECB専務理事(独紙)=国債買い入れは金融政策の最後の手段で、国債買い入れはリスクが利点を上回る。低インフレの長期化はエネルギー価格の下落が一因。
●関係筋の話=1月22日のECB理事会へ向け、消費者物価の下落や、デフレリスクの拡大に対応すると決めた場合に取り得る手段として準備している措置にQEが含まれる。
●スイス中銀=2014年通期決算について、利益が380億スイスフランと予想。外貨資産の評価益340億フランに加え、金保有の評価益として約40億フランを計上。
●英国5月7日の総選挙を注目=政治的なリスクと、英国のEU離脱を気にする可能性。
●ハンソン・エストニア中銀総裁=ECBの国債購入は急ぐべきではない。導入済みの措置が効果を上げるには時間がかかるや、ギリシャで政局が混乱する可能性。
●ECB非公式会合(1月7日)=最大5000億ユーロ(約70兆4200億円)相当の投資適格級資産を購入するモデルを政策委員会メンバーにスタッフが提示。
●フィッチ=ロシアの格付けを「BBB」→「BBB-」へ引き下げ、見通しもネガティブ。

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