2015年1月8日木曜日

2015年1月7日(水曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

2015年1月7日(水曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

ドル全面高、「金価格+円」も弱く、「米経済指標+米株」は強く、ドルは独り勝ち。
パリの週刊誌事務所の襲撃で11名が死亡、テロリスクもドル買いへと繋がる。

1.日経平均株価はなんとかプラス圏へ+0.01%
2.欧州株は上昇、EURO STOXX50=+1.29%
3.米株は上昇、DJIA=+1.0%
4.原油価格(WTI)は上昇=+0.86%
5.金価格は下落=-0.62%

※USDJPY=119.20円を超え119.50円台まで上昇
※EURUSD=1.1820を割り込み続落。強い独経済指標にも、ユーロ圏CPIの前年比は-0.2%と弱く、ECBの追加緩和期待がより強まり+ギリシャ政局不安は消えず、EUR売りが続く。
※GBPUSD=1.5100を割り込み続落。弱い原油価格の影響+BOEの他国を先行する利上げ期待が遠のき、ポジションの巻き戻しが続く。
※AUDUSD=0.8050を割り込み続落。弱い商品市場の動きに0.81を回復できず、0.8080の上値が重く続落へ。

◎独小売売上高は、前月比は予想外に強く、前年比は予想外に弱い
◎独雇用統計は、業率は低下し過去最低へ、失業者数は減少し、予想外に改善
◎ユーロ圏CPI・速報値は、前年比は予想を下回り5年ぶりのマイナスへ
◎ユーロ圏失業率は、11.5%で変わらず
◎米ADP雇用統計は、予想を上回る雇用の上昇
◎カナダ貿易収支は、予想外に赤字額が拡大
◎米貿易収支は、赤字額は予想より縮小し、2013年12月以来の低水準
◎カナダIvey購買部協会指数は、予想を上回る

●11月の米原油輸出は日量50.1766バレル(前月37.5921)へ拡大、過去最高を更新。
●東証発表の空売り比率は、2008年にデータ公表以来、最高を記録。外国人投資家は第3の矢を信ぜず、日本に対して弱気になっている。
●ウィーン氏(米ブラックストーン・グループ)=「サプライズ10大予想」で、日本に関して追加の財政・金融刺激策や消費再増税の延期ではリセッション回避に不十分。ことしの日経平均は横ばい。

0 件のコメント:

コメントを投稿