よくもまあ、新年から相場変動の材料が次から次へと提示されること!
1月22日にはECB理事会があり、QEの有無を巡る話から、より具体的な内容に相場が反応。追加緩和の方策が3通りあるとか、格付けがトリプルA級の国債のみを買い入れ対象としマイナス金利にするとか.....。
1月25日には、ギリシャ総選挙があり、緊縮路線見直しとなれば、ギリシャのユーロ離脱の可能性が市場は意識しているが、本当にギリシャはユーロから離れることはできるのでしょうか? 可能性だけを考えれば低いのでは?
さて、今日のメインイベントは明日未明に発表されるFOMC議事録でしょう。利上げ開始野タイミングをめぐり意見相違が見られた前回のFOMC。どのような議事録が公表されるのでしょうか?
いずれにしても、米株が動き、米金利が動き、為替相場が動くことは避けられそうにありません。特に、年始の原油価格の下落と、株価の下落による、為替相場の変動の延長戦上と考えれば、主要通貨では100ポイント以上の変動を覚悟しなければ、ならないようですね。
USDJPYは、短期的に108円~108.85円のレンジに入りやすく、引き続きテクニカルでは下値不安(どこまで下げるか?)を引きづり、米株の反転を待つ以外なさそうです。
USDJPY単体では118円台は買い場と思っていますが、今回は、主要国に対して円の買い戻しが円相場をリードしている事を考えれば、引き続き最大限のリスクは116.60円近辺を覚悟しています。
円相場は、いつもながら、クロス主導が初期段階で、次に正しいトレンドに戻る習性があり、クロスの円買い戻しが終われば、USDJPYは上昇し、元の円安相場に戻ることを期待しています。
EURUSD、GBPUSD、AUDUSDは、値動きかや対米国と金融格差を考えれば、何処まで値を下げるか! どこまでドル高が進むのかわかりません。このダウントレンドに乗る以外なさそうです。
EURUSDは、引き続き1.18台は重要なポイントで、戻り売りスタンスは変わらず。時間の経過とともに1.18台を割り込むことも覚悟。1.2050を超えてきたら流れの変化と認識。
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