1月2日のドラギECB総裁による「追加緩和の可能性」発言に始まったユーロ売りは、ギリシャ政局不安定(25日総選挙=反緊縮財政派の野党勝利のリスク)に、ドイツ国内の一部からユーロ離脱を言及する強硬発言も加わり、ついに火が付き、EURUSDは1.20を割り込み下落しています。
1月22日ECB理事会、1月25日ギリシャ総選挙、1月28日FOMCと、重要なスケジュールが目の前に迫っており、この日を意識しながら、ポジション・メークと、利食いを繰り返す必要がありそうです。
ただし、EURUSD1.18の大台は大きなポイントとなっており、1.18台から売れるか? と言われれば、どうも自信を持っていいかねる水準で、危険でもあります。
チャンスがあれば、1.1970~1.2050の間で売り、1.2050の水準を抜けて上昇するならば、この流れは一時終了と判断し撤退と考えてもいいでしょう!
暫くは、弱いものいじめではないですが、何処までユーロ売りが続くのかを確認する相場になりそうで、戻り売り方向で変わらず。
さて、USDJPYですが、円買いはリスク回避の流れの一部となっており、円ショートポジションが積み上がっていることも確かです。
テクニカルでは、118.27円、115.50~116.05円までの下落を意識している市場参加者も多いことでしょう!
目先では119.20台にもポイントがあり、まず、この水準を割り込めるか? 円安支持者の自分にとっては円買いに手を出しにくい水準です。
レンジは、119.20~119.90円で目先の取引を考えたいと思っています。
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