2015年1月6日(火曜) 昨日5日、海外市場の動き
「ギリシャ政局不安」に、EURUSDは1.20の大台を割り込み、一時1.18台へと下落。
さらに、「弱い独CPI」も加わり、ユーロは全面安。
その影響に、
「原油価格+株価」は大幅下落し、
「ドル+金価格+円」の安全資産は上昇へ。
独CPIは5年ぶりの低水準で「ECBへのQE期待」が強まり、ユーロ売りの材料へ。
原油価格は大幅下落(WTI)=5年8カ月ぶりに、50ドルを割り込む
米株は大幅下落、DJIA=300ドル以上下落
欧州株価は大幅下
EURO STOXX50=3023.14(-116.30-3.70%)
ギリシャ=789.20(-47.04-5.63%)
≪ギリシャ政局不安≫
1月25日のギリシャ総選挙で、反緊縮路線の野党急進左派連合が勝利する可能性に、「ギリシャ・ユーロ離脱+ギリシャ・デフォルト」リスク=「ギリシャ+欧州株」大幅下落」=EURUSD1.200を割り込みEUR売り加速。
≪独12月CPI・速報値は予想を下回る≫
EU基準 前月比0.1%(予想0.2% 前回0.0%)
EU基準 前年比0.1%(予想0.2% 前回0.5%)
5年ぶりの低水準にECBの追加緩和(QE)の可能性を意識。
ビル・グロス氏=FRBの利上げは、ドル高と原油安で難しくなり、2015年に利上げを実施したとしても、終盤になる可能性。先進国の金利はゼロ%付近にとどまる。米国以外お先進国や多くの進行国の成長率見通しは標準以下となると予想。
ジョーダン・スイス中銀総裁=インフレ率は非常に低く、今年はマイナス見通しでEURCHFでCHF上限は間違いなく重要。
ウィリアムズSF連銀総裁=米経済は金融緩和策の支援が必要で、利上げを急ぐ理由はどこにもない。FRBの利上げは2015年半ばを想定するが、利上げペースは非常に穏やか。FRB、ECB、BOJの金融政策のかい離は混乱の原因。
0 件のコメント:
コメントを投稿