2015年1月13日(火曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き
欧州市場では、欧州株は強く、原油価格の下落は止まらず。
米国市場に入り、米企業の好決算に米現物株は強く、米金利も上昇し、原油価格の下げ幅は縮小。
為替市場は、EURUSD+NZDUSDの下落がリードするドル買いにも、USDCADは下落しカナダドル買いが強まり、GBPUSDは底堅く推移。通貨間で動きは異なる。
USDJPY
アジア市場では、日経平均株価は一時-350円以上下落、一時円買いが強まるが117.80円割れで下げ止まり、、下げ幅が縮小すると円売りが強まり、118.80円を回復。欧州市場では118.20~75円のレンジで上下。
AUDUSD
アジア市場では、中国貿易収支は予想より強く、輸出・輸入は予想を上回り、一時0.8200直前まで上昇するも、欧州市場に入りユーロの下落と共にドル買いの流れに0.8130まで値を下げる。
GBPUSD
英CPI前年比は15年ぶりの低水準+英PPIは4年半ぶりの低水準に、カーニーBOE総裁は、超低金利の長め維持を表明、一時1.5080割れまでポンド売りが強まるが、EURGBPの影響なのか? 1.5180台まで値を戻す。
EURUSD
ドラギECB総裁は、ギリシャ国民が総選挙で、緊縮策を条件とする救済後継プログラムを拒否する選択をするなら、ギリシャの銀行への300億ユーロの資金供与を断つ方針。明日、司法裁判所はECBの債券購入計画の合法性の見解を示し、結果によってはQE実施の影響にも左右する可能性に、ユーロ売り止まらず、1.1150台へ続落。
カーニーBOE総裁=英CPIが目標を大幅に下回ったが、追加の緩和措置は検討していない。
カーニーBOE総裁=インフレ率が一段と低下し、エネルギーや食品価格の広範囲な低下につながる恐れがある。回避行動としては資金供給の強化より、超低金利をやや長めに維持する。
カーニーBOE総裁=インフレ率が向こう数カ月間低めに推移するが、2年以内に中銀目標の2%に再び近づく。
ドラギECB総裁=1月25日の総選挙でギリシャ国民が、緊縮策を条件とする救済後継プログラムを拒否する選択をするなら、ギリシャの銀行への300億ユーロの資金供与を断つ方針。
欧州連合(EU)司法裁判所アドバイザー=1月14日にECBの債券購入計画[アウトライト・マネタリー・トランザクション(OMT)]の合法性の見解を示す。この結果によりECBのQEへの制限にもつながる。
0 件のコメント:
コメントを投稿