東京市場は休場。主要な経済指標もなく、ブルーマンデー。
先週末の米雇用統計の結果と、その後の市場の反応から考えると、特に重要な材料がない中で、週明けもドルロングの調整が続きやすくなっています。
週序盤でどこまでその動きが加速できるのか? まず、欧州・米国勢の動きを見て、それを確認することになりそうです。
それと、いつもながら、米金利+米株+原油価格に注目!
※※※※※※
(≪USDJPY≫
先週末に120円台を再トライすることなく、円安期待にとってはショック。
円ショートポジションが残っていることを確認し、118円~120円のレンジの下限を試している最中ともいえるが、月曜日の早朝は、先週末の安値からギャップを開け、円高からスタート。
テクニカルでもUSDJPYは下値圧力が続き、先週末の終値118.50円と、118.80円の上値が重くなっており、119.30円台には売りが集中しています。また、下値は、117.60円、116.16円がボトムとみています。
※※※※※※
≪EURUSD≫
一時1.18を割り込み、1.18以下でのショートは引き続き警戒観が強いものの、戻り売りスタンスは変わらず。ごく短期は売り、中期は買い、長期は売りと、それぞれ期間によって流れは異なり、取引を難しくしています。
ECBのQEとギリシャ政局混迷をテーマとした、短期投機筋のユーロショートが積み上がっており、ユーロ先安期待とショートカバーが綱引き。ユーロにとってプラスの材料が出れば、1.2000のギャップを窓埋めする可能性は残っているものの、1.2050を超えるまでは売りスタンスに変更なく、1月22日のECB理事会、28日のギリシャ総選挙までは、ボトムの達成感は見られません。
※※※※※※
≪AUDUSD≫
中国の経済指標もまずまず、金価格は堅調で、AUDNZDの巻き戻しが強く、0.8000の大台を試すことなく0.8200台を回復。
引き続き0.8000を試すことを期待しながらも、目先はショートポジションの巻気戻しに、0.8175、0.8130が底堅くなっていますが、上値のターゲットは0.8265で、0.8400は限界と思われます。
0 件のコメント:
コメントを投稿