2014年1月29日(木曜)アジア市場の動き
FOMCの緊張感はどこへ?! すっかり頭から消え失せてしまったようなムード。
市場は新たな材料を探し、NZドル、豪ドルを売り込み、両通貨の下落は止まらず。
合わせて、ギリシャ政局は不透明で、ツィプラス新首相が「何をどうするのか?」、世界中が注視しユーロ売りも止まらず。ロシアもEUと米国の追加制裁の可能性に、ルーブルは弱くロシア経済への悪影響も危惧。
円はドル高の流れにも、リスクオフの流れに上値も重く、116~119円、117~119円のレンジは変わらず。中長期の円弱気の考えを変えるつもりはないが、トルコ中銀は2月3日、豪中銀2月4日に利下げするのでは? との思惑・・・・。
周りが弱い材料を次から次へと提供してくれることで、逆に円がやや輝いて見えてしょうがない。
頼みの綱は、本邦企業や公的資金による株買いと円売りだが、今日はそれもネガティブで株価は大幅下落。
いっそう、116円台を割り込み下落してくれた方が、次の買い場を提供してくれるのではと、期待感が膨らむが..........?! それも叶わず。
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NZ中銀は政策金利3.5%を据え置きながらも、弱気なNZ中銀の声明を受け、NZドルは下落。
RBNZの声明
◎NZドルは依然として正当化できない持続不能な高水準で、NZドルの一段の大幅な下落を予想
◎政策金利を当面据え置きくと予想、金利同行はデータ次第。
豪統計局=第4四半期 輸出価格指数は前期比横ばい、輸入価格指数は0.9%上昇。2014年通年の輸出価格は、鉄鉱石価格の下落に-9.1%の下落。
1月18日の豪トリム平均CPIが強く利下げ観測が遠のき、豪ドル買いが強まっていたが、今度は、2月3日の豪中銀は2.5%の政策金利を0.25%引き下げるとの観測が強まる。市場予想は50%・50%の確率とみている。
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