2015年1月29日(木曜) 昨日28日、海外市場の動き
FOMCの声明は、金融政策の正常化で忍耐強い姿勢を維持すると再表明。
インフレ率がさらに低下と予想するも、景気と労働市場の判断は引き上げ、利上げは辛抱強くなれるとの姿勢を維持→ 将来の利上げの可能性を維持するも、予想の範囲内で動きが取れず。
為替相場は、直後上下変動するも強い材料には感じられず。ただ、米金利は低下し株価も強さが感じられず、徐々にはドル売りへと動く。原油価格は下落、金価格も小幅下落。
FOMC声明(決定はメンバー全員が賛成)
◎政策金利0.0~0.25%の据え置きを予想通り決定。
◎利上げは辛抱強くなれる→「相当期間」の文言は削除。
◎景気はしっかりとした底堅いペースで拡大→「穏やかなペース」からやや変化。
◎エネルギー価格の下落に、インフレ期待は大きく低下→「幾分低下」からやや変化
◎インフレ率は中期的に2.0%へ穏やかに上昇へ。
カナダドル急落→ カナダ統計局=12月の失業率を、6.6%→6.7%へ上方修正。2014年雇用者数増減は、月初発表の暫定値18.57万人→12.13万人へ大幅に下方修正し、カナダドル売りが強まる。
NZドル急落→ NZ中銀は、政策金利3.5%の据え置きを決定、利上げ観測後退し、NZDUSDは0.7440台→0.7370台へ急落。
RBNZの声明
◎NZドルは依然として正当化できない持続不能な高水準で、NZドルの一段の大幅な下落を予想
◎政策金利を当面据え置きくと予想、金利同行はデータ次第。
ギリシャ株価は急落、ギリシャ国債は下落、金融不安が強まる→ ツィプラス・ギリシャ新首相は、最悪の衝突もないが、服従を続けることも受容できない。債権団や欧州各国政府との間で、最悪の衝突を引き起こすことは避けるが、選挙公約(ユーロ圏にとどまりながら公的債務減免や賃金引き上げ、政府支出削減の流れを止めることなどを目指す)
S&P=ギリシャのソブリン信用格付け見通しを、安定的からクレジットウォッチ・ネガティブへ引き下げた。
ユーロ圏の国債=ECBの量的緩和により23%が利回りはマイナス。
EU外務相理事会(草案)=対ロシア制裁を今年の9月まで6カ月延長するとともに、対象者を拡大し、追加制裁を準備へ。
ロシア政府=最低350億ドル規模の経済・金融危機対策の計画を公表。
ハルデーンBOE政策委員=利上げは急がない、利上げに踏み切る場合も年0.5%程度の非常に穏やかなペースとなる。
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