2014年12月13日土曜日

来週の為替相場を考える

来週の為替相場を考える

原油価格の下落は止まらず。欧米当局者は「いずれ上昇するので、心配ない」、「かつてロシア危機やアジア危機を引き起こした状況とは違う」とは言うものの、はやり気になります。

過去、通貨危機が発生した際には、「ドル買い+円買い」が発生した記憶は忘れられず、どうしても気になります。一部では、「円相場反転へ」と、USDJPY相場の下落を予測する記事も見受けられる昨今。(本当なんでしょうか?)

確かに、日本の貿易赤字は解消に向かう可能性は高いのでしょう! 黒田日銀が求める「2%のインフレ目標」をギブアップするのでしょうか? それとも、砲弾の威力が薄らいでいる中、バズーカ第3弾を発射させるのでしょうか?

USDJPYのDailyチャートは既に売り変化を示し続け、Weeklyチャートは、先週の大陽線を簡単包、大陰線で終わりそうです。ストキャスティクスもハイバンドで売り変化、それも強い売り変化を示そうとしています。

そういう状態では、市場センチメントがブル・ベアが交錯することは、いたしかたないと思う以外ありません。ただ、忘れていけないのは、「円ショートポジション=大きい」ながら、「円安要因=消えず+拡大」しているこの事実です。

つまり、「円買いは一時的的」で、それが「大きな大転換に至らず」と言うことです。

目先は、来週の週足相場の終値が重要になってきます。「再び上昇か・下落」かを判断することになりそうです。つまり、「陽線・陰線」、どちらで引けるのかが鍵。

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