2014年12月5日金曜日
2014年12月5日(金曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き
2014年12月5日(金曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き
週末金曜日。米雇用統計は、直後ドル売りへ、そして、強い非農業部門雇用者数にドル買へ変化、結局は大幅なドル高へ。欧州株は大幅上昇、金価格は大幅下落、原油価格も弱い。
米失業率は5.8%と変わらず、非農業部門雇用者数は32.1万人と予想を大幅に上回り、ドルは全面高。ストップを狙ったフェイントなのか? 直後はなぜかドル売りへ。その反動も強くドルは全面高。
USDJPYは120.50円台→120.10円台→121.30円台へ上昇。 EURUSDは1.2360台→1.2280割れまで下落。GBPUSDは0.8380台→0.8320へ下落。AUDUSDも0.8380→0.8320へ下落。いずれも、午後10時台でドル買いも弱まり、レンジ相場の動きへ。
カナダ雇用統計は、雇用ネット変化が-10,700人と予想外に減少、カナダドル売りが強まる。
≪ECBのQEへの動きは強まる≫
ドイツの反対するも、来年第1四半期にその可能性が強まる。
ドイツ紙は、4日のECB理事会では、1兆ユーロ規模のQEが協議されたと報道、QEに向けて具体的な準備が進んでいることが予想され、EUR売りの材料となる。
バイトマン独連銀総裁は、効果が薄いと、日本・米国とおなじ債券買い入れ策の選択に反対。ECBの金融政策は、ユーロ圏には適切だが、ドイツにとって緩和的過ぎる。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁=オーストリア中銀の立場は、ドラギECB総裁の声明と同じ。来年第1四半期にQEが決定される。
ビスコ・イタリア中銀総裁は、CPIは、原油価格の動向次第ではCPIのマイナスへ。必要であれば追加の非伝統的措置で合意する可能性ある。
≪BOEの利上げ予測が低下≫
BOE調査で、1年以内の利上げ予測が低下。8月49%→37%に低下。2年のインフレ率予測は8月2.8%→2.5%に低下。
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