今日は週末の金曜日、メインイベントは米雇用統計でいつもながら、ブレが大きな指標で厄介なことにそのインパクトも絶大なものがあります。
とくに、昨日にEURUSDは1.23を割り込み、USDJPYは120円台へ上昇した後だけに、その結果が非常に注目されます。
また、AUDUSDは、弱い豪GDPや中国経済の鈍化や、商品価格の下落、通貨当局の豪ドル安不動と、状況証拠は不利で、安値を更新中で、今日も豪ドル相場は気になります。もちろん、AUDNZDも安値を更新中で、AUDUSDのロングはAUDNZDのショートでなんとか相殺できそうです(AUDJPYとNZDJPYの関係も同様)。相場感は長期的に上昇を期待しているのですが、そのきっかけをつかめずにいます。
話をもとに戻しますが、今まで続いてきた二つの大きな材料がやや影が薄らいだことです。EURUSD=ECB理事会のQEの有無は、来年第1四半期に決定は先延ばしされ、USDJPY=衆議院選挙自民党圧勝=BOJの追加緩和期待=株高期待=円安期待は、引き続き有効ながら、ちょっと引きづり過ぎていること。などが気になっていることでしょう?
そして、このタイミングで、米雇用統計が強ければ、よし! 来週までドル買いを継続してみようかと、思うでしょう。弱ければ、じゃ、クリスマスも近いし、ちょっとポジションを減らしてみようか、など考えるのではないでしょうか?
それにしても、世界中を見渡せば、米国の独り勝ちではないでしょうか? 通貨供給量が拡大することでその国の通貨が弱まるとの、ソロスチャートで考えても、「QE期待のECB+追加緩和期待のBOJ」と、ユーロと円の相場は長期的にどこまで値を下げるのでしょうか?
≪注目の経済指標・その他≫
17:00 ショイブレ独財務相、バイトマン独連銀総裁金融フォーラム出席
22:30 米雇用統計
22:30 カナダ雇用統計
22:30 米貿易収支
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