2014年12月19日 アジア市場・欧州市場序盤の動き
最近、日米の対話が少なくなっていると感じている人は多いことでしょう!
ポーゼン米ピーターソン国際研究所所長いわく「日本と米国の経済対話が減少しているのは日本の国力が低下し、米国にとって日本が脅威ではなくなったため」とのこと。
通貨変動は、2国間の相対的な動きで、自国通貨高(円高)は、ある意味では強い国力の象徴ではないでしょうか? これを円安誘導し円安もって行く方針を続けている(と思われる)現在の日本。
彼の意見が正しければ、そして、うがった見方をすれば「黙って見ていても円安になるならざるを得ない状況」になっていると考えられなくもありません。
今日は、原油価格も何とか下げ渋り、焦点のルーブルはロシア政府や中銀の対応が功をそうしているのか、原油価格との連動性が若干薄れ、USDRUB=60近辺で推移。
落ち着きを問い戻したルーブルや、FOMC後の米株の上昇に日本・欧州株は上昇。日経平均株価は+411.35+2.39%近く上昇。ドル円は119円台の売りを消化しながら、緩やかに119.40円台まで上昇、120円台を復活させるイメージが強まっている。
日銀金融政策決定会合=QQEの継続決定を賛成多数(賛成8反対1)で決定。基調的に緩やかな回復を続け、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減などの影響も和らいでいる。先行きも景気は緩やかな回復基調を続ける、反動減などの影響は収束してゆく。
ポーゼン米ピーターソン国際研究所所長=日本と米国の経済対話が減少しているのは日本の国力が低下し、米国にとって日本が脅威ではなくなったため。
ポーゼン米ピーターソン国際研究所所長=日本の経済成長にとって、労働力拡大が最も重要。
黒田日銀総裁=消費者物価は、原油安が物価の押し下げ要因となり2015年度前半は加速しにくい。賃金上昇の下で物価は安定的に上がる。
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