2014年12月17日水曜日

2014年12月17日(水曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き

2014年12月17日(水曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き

FOMCを直前に控え、最近の「原油価格の続落+株価の続落」を考えれば、クリスマスや年末を目前に控え、FOMCが引締めを示唆することは考えにくいのではないでしょうか?

フォワードガイダンスで「当面の期間」が残るのか、なくなるのかで、相場の流れが決まりそうです。

緩和続行=株高=円安の流れがどこまで続くのでしょか? 一つのポイントは117.80~00円。文言がなくなれば=株安=円高の可能性が強いと考え、ポイントは115.50円。

さて、米現物株は、上昇して始まり、ルーブルは反発しUSDRUB=一時64を割り込み、リスク回避の動きは弱まる傾向にありますが、日経平均株価は小幅上昇、欧州株は下落、原油価格の下げは止まらず・・・・。FOMCを待ちましょう。


●英雇用統計は、失業保険申請件数が減少
●BOE金融政策委員会議事録は、前回と同じく7対2で据え置きを決定。
●ギリシャ大統領選は、決着がつかないとの予想が多い。


◎米CPIは、予想より低下へ
◎米経常収支は、赤字額が拡大
◎日本貿易収支は、赤字額は前回より拡大するも予想を下回る

USDJPYは、116.20円台→117.50円近く上昇、116.80~117.50円のレンジへ。
EURUSDは、1.2510台→1.2440台へ下落、1.2445~75のレンジへ。
GBPUSDは、1.5740台→1.5670台へ下落、1.5680~1.5730のレンジへ。
AUDUSDは、0.8220→0.8230台→0.8140へ下落→0.8200へ値を戻す。

※ギリシャ大統領選=第1回投票を前に、連立与党が推すディマス氏の選出数に届かず、第2回も難しく、29日最終第3回にもつれ込む可能性が強く、これで決着がつかなければ、解散・総選挙となる。
※ユーロ圏の長期インフレ期待1.60%を初めて割り込む(ECBが有力指標としている)
※中国人民銀行=一部の地方銀行の流動性ひっ迫の買い相に短期資金を供給へ。
※BOE金融政策委員会議事録=政策金利0.5%の据え置きを7対2で、資産買入枠3750億ポンドの据え置きは全員一致で決定。
※BOE金融政策委員会議事録=原油安で短期的なインフレ率が低下する可能性を指摘。利上げ開始時期の検討に、賃金の伸びをより重視。金利据え置きを主張した委員が、2%のインフレ率目標を達成するためには賃金の伸び加速が必要。

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