2014年12月16日火曜日

2014年12月16日(火曜) 今日の動き

2014年12月16日(火曜) 今日の動き

円安要因だけでは、ままならぬ、原油価格下落の悪影響に、リスク回避が強まり、円全面高。

原油価格の下落止まらず、産油国通貨の下落は止まらず。ロシアルーブル、カナダドル、ノルウェークローネは連日続落も後押し。

円を買うことがリスク回避? どうもこの点が理解できずにいます。テクニカルでは円売りを示唆するインディケーターが増えており、どこまで円高が進むのか、試す動きをも多くなることでしょう。しかし、円ロングへ変化することは躊躇われます。

この時期で考えられることは、年末を意識し、早くも円ショートポジションの巻き戻しが本格スタートとしたことではないでしょうか? 

市場のセンチメントを考えれば、日銀決定会合は新たな追加緩和までは期待できず、FOMCでは年末の金融安定を目指すなら、原油価格の大幅な下落を考えれば、大きな政策の変化も期待できずにいることです。

円高相場を期待しているとは考えにくく、ポジション調整だけが、ドル売り・円買いの一要因ではないでしょうか? 

さて、今日のメインイベントは、「豪中銀議事録」+「英CPI」+「米住宅着工件数」が、今日のメインイベントと考えます。

米株+米金利はもちろんのことですが、原油価格と新興市場国通貨の変動も、市場はいままで以上に注目していることでしょう!

USDJPYは、117.80円がポイントと考えます。この水準をDaily終値ベースで上回っている限り、円安相場に大きな変化は考えにくいと判断していまが、これを割り込み終わるようでしたら、より大きな調整を覚悟する必要もありそうです。

EURUSDは、材料の割には健闘中。1.2500を超えられずにいますが、EURGBPの買いが下支えしていると思われ、今日の英CPIで大きく変化する可能性を秘めています。エコノミストの9割以上がECBのQE実施を予想しており、市場では1月7日発表のCPIがゼロへ鈍化予想もあり、1月22日のECB理事会で量的緩和(QE)が決定されるとの見方がく、潜在的なユーロ売りに変化は見られません。

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