2014年12月12日金曜日

2014年12月12日(金曜)昨日11日、海外市場の動き

2014年12月12日(金曜)昨日11日、海外市場の動き

「原油価格(WTI)は60ドルを割り込み続落」するも、「米株+米金利」は上昇し、「ドルは全面高」。

産油国通貨は波乱「(カナダドル・5年ぶり安値+利上げ期待遠のく)+ロシア利下げ+ノルウェー利下げ+ベネズエラ・デフォルト懸念+主要国・低インフレ」

※ ル―米財務長官=米経済は力強さを増し、原油下落は米経済に最終的にプラス。
※ 米小売売上高+新規失業保険申請件数=予想を上回り強い。
※ 米第3四半期資金循環報告=株式や年金基金を含めた家計の金融資産は3155億ドルの減少。
※ 第2回TLTROの応札=1300億ユーロにとどまり、QEの可能性が高まる。
※ スティーブンス豪中銀総裁=AUDUSDは0.85より0.75が望ましい。豪ドル安誘導止まず。
※ NZ中銀=政策金利3.5%に据え置き、金利の穏やかな上昇を予想し、NZドル高へ。

USDJPYは、LW117.50→HI119.50へと上昇
EURUSDは、HI1.2490台→LW1.2370へ下落
GBPUSDは、OPEN1.57=CLOSE1.57、RENGE1.5750~1.5650
AUDUSDは、HI0.8375→LW0.8215へ一時下落、
USDCADは、LW1.1450→HI1.1550へと上昇(CAD2009年来の安値へ下落)

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ポロッツ・カナダ中銀総裁=原油が現行の水準で推移すれば、カナダの2015年のGDPを3分の1%ポイント引き下げる可能性がある。カナダの金利は米国から独立している。→ 利上げ期待が遠のき、カナダドル売りが強まる。

ECB月報=これまでの金融政策で達成した景気刺激とバランスシート拡大、物価動向の見通しについて、来年の早い時期に検証する。全会一致で、低インフレが長期化するリスクに対しさらなる行動が必要になった場合は追加の非伝統的政策手段を責務の範囲内で活用する決意。

ECB月報=原油相場の下落が中期的インフレトレンドに与える広範な影響を見極める。低下は原則的に一時的と考えるが、インフレでは明確な押し下げ圧力となる。

オバマ米大統領=中国に対しては、為替政策、知的財産、国有企業など貿易不均衡が見られる分野で圧力をかけ続けることがカギとなる。中国との投資協定に期待感を示す。

米第3四半期資金循環報告=株式や年金基金を含めた家計の金融資産は3155億ドルの減少。不動産資産は2144億ドルの増加。住宅の評価額から住宅ローンを除いた部分(エクイティ)の不動産資産全体に占める割合は53.9%、前四半期は53.6%。

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