今日は、建国記念日で日本は休日となりますので、ちょっと先のことを考えてみたいと思います。
今週27日(木曜)は、米国市場は感謝祭で休場となります。もちろん、為替取引は取引相手が入れば休みとなることはなく、米国市場であれユーロ圏の市場が休場であっても、休むことのない取引です。
この時期になると、クリスマス休暇や年末・年始を迎える動きが強まることになることが予想されます。
各国の通貨当局者は、できるだけ早く安全措置を講じたいと望むことでしょう。 そして、安心して長いクリスマス休暇を迎えたいとでも、かんがえているのではないでしょうか?
為替市場のみならず大きなお金の動きがやや変わってくる時期で、大儲けしているファンドは既に取引を終了し、ロングバケーションに突入し、儲けていないファンドは、一打逆転を狙い大博打を仕掛けることでしょう。
好都合なことに、日本では衆議院選挙があり、12月2日公示、14日投票日で、これを材料に安定政権樹立=黒田日銀追加緩和=日本株高=円売りで、円相場が動くことに残りの全てを賭けている連中もいことでしょう。
いや、ユーロに全てを賭けると言う連中は、12月4日のECB理事会・ドラギECB総裁の記者会見で、追加緩和を期待し、ユーロ売りポジションに賭けていることでしょう。
いずれにしても、12月上旬に大きな変動がある可能性は高い事が予想されます。先んおコメントにもにも書きましたが、12月8日には日本7-8月期GDPの第2次速報値が発表されます。
GDP第1次速報値が、極端に悪い結果の場合には、第2次速報値が上ブレする可能性が高く、今回も、マイナス成長からプラス成長にでも上方修正したならば、安倍首相率いる自民党の選挙を若干ながも有利に導くことができるでしょう。
それはさてより、過去の多くのパターンでは、年末・年始が相場のボトム・ピークで、方向転換することが多く、確率は80%程度ではないでしょうか? ただ、5~10%程度の少ない確率で、8月から続いた動きは翌年夏場まで続くこともありました。
どうも今回はこの例外的な動き=止まらぬ円安になるのではと思われてなりません・・・・・・。
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