一言、ドル全面高。
BOEとECBは金融政策の維持を決定。ドラギECB総裁は、ECB内での対立を否定、追加緩和を示唆し必要な場合の措置を準備するよう担当へ指示。このサプライズにユーロは全面安。ただし、欧米株の上昇は弱く、米金利は上昇へ。
先の米中間選挙の結果を受けたドル高期待+雇用の改善(前日の米ADP雇用統計+米新規失業保険申請件数+単位労働コスト・賃金上昇)に、ドル買いの流れが強まる。
ムーディーズは、南アの債券格付けを引き下げ、南アランドは急落しつられトルコリラも下落へ。
OECDはユーロ圏の成長停止が世界成長の主要なリスクと警告、ECBに大規模な資産購入を求める。日本とユーロ圏の成長はあまり変わらず低く、米国の高成長見通しが目立つ。2014年・2015年成長見通し=米国2.2%・3.1%、ユーロ圏0.8%・1.1%、日本0.9%・1.1%、中国7.3%・7.1%。
カナダIvey購買部協会指数(PMI)は、予想外に弱くカナダドル売りが強まる。
USDJPYは、アジア市場で日経平均株価が17000円に再上昇後に下落、ドル円も105.50円近くまで上昇後に、104円急落するも、欧米市場では114.50円をボトムに115円台へ再上昇。
EURUSDは、アジア市場で円売・ドル買いの流れに、1.25割れまで下落するも底堅く推移。欧州市場はECB理事会前後には1.2530台へ上昇。ドラギECB総裁の記者会見を受け、1.24割れまで急落、1.2450を回復できず、1.2370台まで続落。
AUDUSDは、アジア市場の安値0.8560近辺をボトムに下げ止まり、欧米市場で0.8560近辺をボトムに下げ止まるが、0.8620台を超えられず、上値は重い。
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