ドラギECB総裁の記者会見で相場の流れは急変。これからは米現物株に注視。
アジア市場での、日経平均株価の17000円近くまで上昇後に急落+ドル円115.50円近くまで上昇後の114.10円近くまで急落と、不穏な動きの中で欧州市場は、BOE記入政策委員会とECB理事会を迎えた。結果は、BOEとECBは共に、現行の金融政策の維持を決定して、相場は事なきを得た。
しかし、特に重要なニュアンスの変更はないと思われていた、ドラギECB総裁は記者会見で、「必要とあれば追加緩和を講じることで全会一致」+「経済見通しのリスクは下向き」と発言したことで、追加緩和の可能性が高まり、欧州株は急伸+ユーロは急落。
「ECBは地政学的リスク、為替がインフレに及ぼす影響を監視」とユーロ安による悪影響を危惧していることを示唆したものの、焼け石に水。
同時刻に発表された、米週間新規失業保険申請件数が予想外に改善したこともあり、ドルは全面高。EURUSDは1.2520→1.2400割れまで一時急落。USDJPYもEURJPYの売りも加わり115円まで上昇したが、伸びきれず。
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