2014年11月5日水曜日

2014年11月5日 今日の注目点

2014年11月5日 今日の注目点

さすがに、連投の日本株も勢いが鈍くなる可能性は高いと思われ、ドル円の調整売りは否定できない。しかし、日米に明確な違いがあり、米財務省から行き過ぎた円安とかを懸念する声も全く聞かれない。

最も、米中間選挙でオバマ政権は忙しいことだろうし、米株が上昇する後押しをしてくれているわけだから、文句をつけにくい。また、FRBの金融緩和の出口による混乱を、日銀の緩和により予防してくれているのだから、これも文句をつけることはなさそうである。

欲張りな人(株や円売りポジションを持っている人)は、じゃ~ ECBも6日に量的緩和を実施すれば、ハピーとでも言いたいのでしょう。

だが、最後の切り札を温存おかなければならないこの時期。ECBが期待通り量的緩和を実施するとは思えず、逆に、ドラギECB総裁へのクーデター(?)なのかはわからないが、ロイター社のニュースでは、なんらかの行動を起こす可能性が読み取れる。もっとも、事実関係の有無は分からないが。

結局は、クロスでの円安方向に変わりはなさそうで、今回のステージは調整の流れが続くかもしれないが、円売りの本流は変わらず。

今日のポイントは以下の通り。
明日6日のECB理事会を前に、ドラギECB総裁への風当たりが気になる。
黒田日銀総裁は、最近の円安をどう評価するのか?
前日の冷静な欧米の株価を受けた日本株の動き? 
7日(金曜)の米雇用統計を控え、前哨戦のADP雇用統計を注目!
ドル円は113~114円のレンジを抜け出せるか?
ユーロドルの買い戻しは本物か?

注目の経済指標・その他
06:45 NZ雇用統計
10:45 HSBCサービス業PMI
11:30 黒田日銀総裁発言
17:50~18:00 ユーロ圏各国の総合PMI・サービス業PMI
18:30 英サービス業PMI
19:00 ユーロ圏小売売上高
22:15 米ADP雇用統計
00:00 米ISM非製造業景況感指数

0 件のコメント:

コメントを投稿