2014年11月29日(土曜)昨日、海外市場の動き(午前6時現在)
連休の谷間の金曜日、為替市場はドル高へ。米株は上昇から値を下げ前日と変わらず、米金利は低下、原油価格(WTI)は10.23%下落、金価格も2.65%下落。ドルインデックスは上昇へ。
原油価格は連日に渡り大幅下落。原油価格下落=「ドル買」と「ユーロ+円売り」へ。石油大消費国の米国にとってプラス材料なのか、ドルは上昇。ユーロ圏や日本はデフレ脱却の足を引っ張り、追加緩和の可能性が高まるとの発想に、為替相場の軍配はドル買いへ。
余談ながら、原油価格の下落に、採算割れし停止した、米シェールオイル掘削用ドリルの数は10月10日の1609をピークに、足元1574まで減少し、70ドルを割り込むと多くのシェールオイル油田が採算割れに陥る可能性が高いと言われている。
USDJPYは、終値ベースでは過去7日間の高値を更新し続伸し108.60円台へ。日本のコアCPIが伸び悩み円売りが続き、108円を割り込むことはなく118.70円台へ続伸。ダウ平均株が上昇すると118.50円を超えて続伸、米金利の低下や米株の下げ転換にも、円を買い戻す動きは鈍く、118.60円台を維持。
EURUSDは、大枠1.2430~1.2490のレンジで動けず。ユーロ圏小売売上高は強かったが、CPIは弱く値を下げるも1.2430で下げ止まり、月末要因やEURGBPの買いに1.2480台まで値を戻した。ダウ平均株が上昇からスタートすると売りへと変化し、ロンドンフィキシングで売りが強まり、1.2430割れまで下落、米金利の低下+米株が値を下げたことで、下げ止まる。
GBPUSDは、一日を通じて1.52720台→1.5620台へ約100ポイント続落。
USDCADは、一日を通じて1.1340→1.1440台へ約100ポイント続伸。原油価格の下落と連動し上昇(カナダドル安)、強いカナダGDPにもドル売りは極短時間で終了し1.1440台へ続伸、カナダドルは続落へ。
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