米国市場は連休の谷間で動きにくいと思われますが、昨日発表されたOPECの減産合意の見送りの影響は続きそうです。
NY市場が休場の中での発表だけに、どこまで相場に織り込まれているのか? あるいは、過剰に反応したのか?
いずれにしても、ECBにとっては低インフレが続く可能性が高ったことに変わりはないでしょう。そして、昨日のスペインと独CPIが弱かったことで、今日のユーロ圏CPI・速報値の結果が、12月4日のECB理事会へ影響を与えることは避けられません。
日本での全国と東京都のCPIが発表されます。ECBほど過敏にはなっていませんが、弱ければ弱いなりに追加緩和の期待が強まり、「株価上昇=円売り」の方程式に沿う動きが期待できます。
USDJPYは昨日下値トライし、1時間チャートを割り込み円ショートの切りを誘い、117.20円近くで下げ止まり、結局は値を戻し、相場の下限とみている116.50円までのハードルは相当高そうです。
Dailyチャートは引き続き上値の重さを感じており、今日、日本株が弱ければ、ドル円の売りを今まで以上に誘くことでしょう。
今日のドル円のレンジ予想は、動かなければ、117.60~118.10円。動きは、円クロス次第。
XXXXX
OPECは減産見送り、原油価格の下落に、低インフレ圧力が強まる。
日本全国CPIを注目
ユーロ圏CPIを注目、12月4日のECB理事会への影響は大きい。
注目の経済指標・その他
8:30 日本雇用統計
8:30 日本全国消費者物価指数
8:30 東京都消費者物価指数
16:00 独小売売上高
19:00 ユーロ圏失業率
19:00 ユーロ圏消費者物価指数・速報値
22:30 カナダGDP
11月30日
17:30 スイス中銀 金保有率に関する国民投票
0 件のコメント:
コメントを投稿