2014年11日1日(土曜) 最新のCFTCの通貨先物取引(10月28日付け)から
為替相場を含め、債券や株式市場も大荒れの一週間となった。
CFTCのデータは10月28日付けが最新版で、FOMCでの量的緩和終了の決定(10月19日)や、日銀による追加緩和の決定(10月31日)後の、大相場は含まれておらず、統計に新鮮味は全く感じられない。
それでも、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドルの計7通貨合計では、これらのネットショートは、-318,790コントラクトに拡大、ドル買いのポジションに換算しても420億ドル台を維持し、増加傾向に変わりはなかった。
さらに、円の買い戻しが続いていた直後の、FOMCと日銀の決定によるドル上昇と円急落を考えれば、円ショートポジションだけは大幅に拡大していることが推測できる。
FOMCの量的緩和の終了と来年の利上げ開始見通し、一方は、サプライズの追加緩和を決定と、短期的なポジション調整や自立的な動きは当然考えられるが、誰が考えても方向性は見えていることもあり、今回は、説明を省略し、データの数字の推移だけを見ていただきたい。(10月21日と10月28日との比較)
円=-71,738→-67,399
ユーロ=-159,371→-159,371
ポンド=-4,485→-6,247
スイスフラン=-17,862→-20,283
カナダドル=-21,534→-21,405
豪ドル=-31,509→-33,851
NZドル=-2,332→-3,898
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