2014年11月15日(土曜) 昨日14日の海外市場の動き
ドルは買いから売りへと変化。ダウ平均は小幅下落、米金利も小幅下落、原油と金価格は大幅上昇へ。
日本の衆議院解散と消費増税の延期は、本決まりのムード満点、USDJPYは一時116.80円まで上昇するも、利食いの円買い戻しへと変化するも116円台を維持。
ユーロ圏のGDPは予想外に強く、ECBの追加緩和の思惑は払しょくできないが、目先は利食いのユーロ買い戻しに、EURUSDは1.2550近くまで上昇。CPIは確報値は速報値と変わらず。
強い米小売売上高にドル買いはピークで、ドル売りへと変化。米ミシガン大学消費者信頼感指数は、強い結果となったが、5年先期待インフレ率は、12年ぶりの低水準を記録。輸入物価指数は弱く2年ぶりの低水準5年先期待インフレ率は、12年ぶりの低水準を記録し、ドル買いも勢いは弱く、逆にドル売りが強まる。
ユーロ圏GDPの速報値は前期比0.2%、前年比0.8%と前回と予想を上回り、フランスは強く、ドイツもリセッションを回避へ。
GDP前期比では、フランスは0.3%と予想を上回り、ドイツも0.1%と前期のマイナス成長を回避しかろうじてプラスへ。スペイン、ギリシャはプラス成長となり、6年間続いてリセッションから脱却が鮮明となる。ユーロ圏でも0.2%と予想を上回り前期も0.0%→0.1%へ上方修正された。しかし、イタリアは-0.1%で前期の-0.2%よりは改善したが、引き続きリセッションを脱却できず。
ユーロ圏の消費者物価指数の確報値は、速報値と変わらず相場への影響は見られず。
米小売売上高は、前月比0.3%と前回のマイナスから改善、予想をも上回り、直後はドル買いが強まるが、この発表を契機にしてドル買いから売りへと変化。
ミシガン大学消費者信頼感指数は、予想を上回り2007年7月来の高水準ながら、5年先期待インフレ率は過去2番目の低さに、ドル買いも限定的で売りへと転じる。
輸入物価指数は-1.3%と、予想よりマイナス幅は縮小したが、約2年ぶりの低水準へ。
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