2014年11月11日(火曜)10日の海外市場の動き
米株も底堅く、米金利は上昇し、ドル買いが復活。
米国市場は、アジア・欧州市場の、ドル弱気な売りの流れとは異なり、米株も底堅く、米金利の上昇と共に、先週末の水準を上回るドル高へ。
特に目立った材料は見当たらないが、米労働市場情勢指数は強い反面、ユーロ圏や世界経済の弱気な材料が目立っていた。
そして、14日のユーロ圏GDPとCPIと、来週17日の日本のGDPと消費税の動向を否応なしに意識せざるを得なく、それが目先の為替相場の動きを左右することになりそうである。
スペイン・カタルーニャ自治州の独立の是非を問う非公式の住民投票の結果は予想外の圧倒的な独立支持へ。独IFO経済研究所所長は、独経済はリセッション入りの瀬戸際にあると言う。メルシェECB専務理事の弱気なユーロ圏経済の先行き見通しと量的緩和の可能性を示唆。
名門のジェローム・レビー・フォーキャスティング・センターは、来年末までに世界的なリセッションが米国をマイナス成長に陥れる確率を65%と予測。ムーディーズは、今後2年間、世界規模の経済において特に大きな改善を見込めないと言う。
ただし、この二つの予測では、米国は他国よりは良好とある。
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