2014年10月4日土曜日

2014年10月4日(土曜) 最新のCFTCの通貨先物取引(9月30日付け)から

円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドルの計7通貨合計では、ドル換算で37.35億ドルで前週の35.62億ドルから、ドル買いポジションへと膨らみ、2013年6月4日以来の高水準となった。

ちなみに、データ集計日は9月30日となっているが、10月3日のサプライズの強い米雇用統計に、主要通貨ではボトムを割り込み続落。このデータの終了後にドル買いポジションが膨らんでいる可能性がある。

ドルの買いポジションの構成では、ユーロの売りポジションが最も多く全体の57%、円の売りは36%を占め、この2通貨で全体の93%を占めている。逆にドル売りポジションでは、ポンドが全体の1%を占め、NZドルは0%に近く、金額で無視できる水準にまで減少し、主要通貨の全てでドル買い傾向が強まっていることが分かる。

円のネットポジションは、-120,878で前週の-105,422から売りが15,456コントラクト増加。スポットでは108円近くまで下落し調整が入ったが、後に、再び円の売りが加速している。

ユーロのネットポジションは、-137,525で前週の-141,965から売りが4,440コントラクト減少。スポットでは3日に1.25近くまで続落したことで、ユーロのショートポジションが拡大していると思われる。







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