2014年10月31日(金曜) 昨日30日の海外市場の動きと、今日の見通し
FOMCによる影響によるドル先高感は残るも、月末要因やドル買いの調整売りに、米GDP発表後にドルは弱含みで推移し、円安へ。ダウ平均は1.25%上昇、独DAXも0.35%上昇、米10年債利回り変わらず
USDJPYは、米株高やクロスでの円売りに上昇するも、109.50円で上げどまり、108.80~109.50円のレンジで推移、円安懸念は消えず。
EURUSDは、実需の買いに1.26をなんとか維持しているが、1.2650の上値は重く、FOMC直前の高値から38.2%で上げどまり戻りも限定的。雇用は改善しているも、ディスインフレの懸念は払拭できず、先安観は変わらず。
AUDUSDは、0.8750台の安値から値を戻すも、FOMC直前の高値の50%水準0.8830~40で上げどまる。
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米第3四半期GDP・速報値は、予想を上回る前期比年率3.5%増へ、しかし、個人消費は予想を下回り前期より減速。
イエレンFRB議長の講演は、金融政策や景気の見通しについては言及なし期待はずれ。
NZ中銀の声明は、追加利上げが必要になろうとの文言削除し、NZドルの一段の大幅下落を予想。
NZ中銀の売買報告で、9月に3,000万ドルのNZドル売り介入を公表。
ボロズ・カナダ中銀総裁(29日)は、原油価格の低下に2015年のGDPは0.25%低下を予想。
ユーロ圏景況感指数は、100.7(予想99.9 前回99.9)を上回り、3カ月ぶりに上昇
独消費者物価指数(HICP)は、前年比0.7%(予想0.9% 前回0.8%)、危険ゾーンの1.0%を継続的に下回り、ディスインフレの懸念が強まる。
ドイツ雇用統計は失業者数は、-2.2万人(予想0.5万人 前回0.9万人)と雇用の改善が強まる。
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今日の見通し
今日は週末金曜日と月末。週末リスク対応とポジション調整が出やすい日。
市場のセンチメントは私を含め、ドル先高+円先安+ユーロ先安の思惑は消えずと、考えていると推測される。
この流れが正しいと思っているが、今日は月末要因による予想外の動き(EUR買い+GBP買い)がでないとも限らず、注意している。
また、今日は以下の通り経済指標の発表が多い。特に、FOMCで今後は米経済指標次第とあり、いつもの事ではあるが、各米経済指標に短期的に相場変動が高まることが容易に予想でき、予想レンジもワイドに考えなければならない。
08:30 全国消費者物価指数
08:30 日本雇用統計
16:00 独小売売上高
19:00 ユーロ圏失業率
19:00 ユーロ圏消費者物価指数・速報値
21:30 カナダ月次GDP
21:30 米個人所得・個人消費支出
22:45 米シカゴ購買部協会景気指数
22:55 米ミシガン大学消費者信頼感指数
今日、キープしているポジションは減らし、米経済指標で自分のターゲットに入るまでは待ちも一案・・・・。
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